天気にも恵まれ、今日も多くの参拝者が来られました。
　
祥月月忌法要における新型コロナウイルス対策と致しまして、
　
・受付前に消毒液設置
　

　
・入り口前にお焼香台設置
　

　
・受付時に非接触検温　
　
　
　　
それ以外に納骨堂内の出入り口の常時開放や
スタッフのフェイスシールド装着を徹底することにより、皆様に安心してお参り頂けるように致しました。
　　
YouTubeにて、法話の様子も公開しておりますのでご覧ください。
　

　
　　
⇓　こんな法話をいただきました　⇓
　
昨日は立冬という事で、これから冬に入るわけでございますが、
紅葉シーズンもこれから始まるという事で、
観光・旅行を計画されている方もいらっしゃるかと思います。
　
さて、“ 観光 ”という字を思い浮かべてください。
「 観る光 」と書いて、“ 観光 ”と表しています。
　
旅行の “ 行 ” ではだめなのかなと、
「 観に行く 」と書く “ 観行 ” の方がしっくりくるんじゃないかと、私は思ってしまいます。
どうして「 観る光 」と書いて、“ 観光 ” であるのか、これには訳がございます。
　
これから観光などにいきますと、山々で綺麗な風景を見るかと思います。
そんな時、『 風光明媚(ふうこうめいび) 』という言葉を使いますよね。
　
※風光明媚・・・自然がきれいで美しいことをあらわす四字熟語
「風光」は景色や風景という意味
「明媚」はこのましい、人から好かれる、人気があるという意味
　
《 光 》にもいろんな表し方ががあるかと思います。
色取りや力の強弱だったり、と表現する事があります。
　　
『 風光明媚 』は心が惹かれるくらい素晴らしい風景を表現するのですが、
“ 観光 ” の 《 光 》 はそこから使われていると言われています。
　
仏教の中でも“ 観光 ” と表す事があります。　
皆さんご存知の「 観世音菩薩様 」の光を“ 観光 ” と表しています。
　
菩薩様の背後には “ 光背 ” と言いまして、光を放っている飾りを背負っております。
“ 光背 ” から光を出して、私達に光を授けてくれています。
その光を受けて、安らいだり力を受け取っていたりしている、ということになります。
　
これから紅葉シーズンに入ってきますが、神社の一角にも足を運ぶこともあるかと思います。
そこで仏様の前に行って、そこで仏様の光を感じて頂いて、力を頂いたり守ったりして頂いて、
また、先ほど言いました風光明媚の所に行くと、心が癒されますよね。
特に今年はコロナ禍の中での紅葉シーズンを迎えるわけでございますが、
皆様の御心が少しでも穏やかになり過ごせる事を祈っております。
　　
今日はどうもありがとうございました。
　
　
　
《次回の法要の日程をお確かめください》
　
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