本日も沢山の方がお参りに来てくださいました。
　
祥月月忌法要における新型コロナウイルス対策と致しまして、
　
・納骨堂内の出入り口の常時開放
・消毒液自動噴射器設置
・受付時に非接触検温
　
　
　
　
　
上記の対策を行い、またスタッフのフェイスシールド装着を徹底することにより、
皆様に安心してお参り頂けるように致しました。
　

　　
YouTubeにて、法話の様子も公開しておりますのでご覧ください。
　
⇓　こんな法話をいただきました　⇓
　
先日いい天気が続いて、バラ園が出来たのかなというような真っ赤な花が咲いていました。
　
どうしても１年以上マスク生活を続けてますと、気持ちがどうしても沈んだ時があります。
そんな時に真っ赤なバラとか色とりどりの花を見ると、
気持ちに覇気が出たり、元気が出たりするような気持になります。
　
自然から頂く、元気や癒しを取り入れながら生活をしていけたらと思っております。
　
《 ビタミン色 》と言いますか、
赤い色とかを見てると元気になったり、青空を見てると気持ちが安定したりしますよね。
　
さて、感染予防生活がまだ続いている中でございます。
これから暑くなってきますので、マスクが非常に暑苦しい日がやってくると思います。
　
長い間、こうしてソーシャルディスタンスという言葉を使って、
距離を保ちながら生活、慣れない生活も慣れてきているんではなかろうかなと思います。
　
ソーシャルディスタンスよく聞く言葉です。
社会的距離とか距離を保ちながらの生活のことです。
最近では、少し言い方が変わって、
フィジカルディスタンスという言葉が良く使われています。
　
これは、【身体的、物理的距離を保つ】という意味で、
こういう言い方もするようになってきています。
　
さて、今日はそのことを踏まえた上で仏教の世界、
六道の世界《地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上》の
地獄と天上(天国)の世界についてお話をさせて頂きたいと思います。
　
皆さん、頭の中で【 地獄 】の世界を思い浮かべてください。
思い浮かべた通り、非常に苦しい・怖い世界でございます。
　
地獄の世界にも一応、食事をとる時間があります。
どんな食事かと思ったら、ビックリする位豪華な食事が出るんです。
なんで毎日こんなに豪華な食事を食べているのに、
あんなにやせ細って飢えに苦しんでいる顔しているのかと考えたかと思います。
　
実は使う箸が３尺３寸あるんです、約１メートルの長い箸です。
１メートルの箸を使って食事をとらなければならないので、
ソーシャルディスタンス、距離を取らなければならないんです。
１メートル以上感覚を空けてないと食べれない。
　
必然的に今、私たちが行っているソーシャルディスタンス・フィジカルディスタンスをとらなければならないんです。
　
でも、長い箸で取ろうとしてもなかなか取れない、口に運ぶことができない。
だから地獄にいる方々はゲッソリと痩せて、目にも見えて苦しんでる姿をしているんです。
しまいには食べられない事から、隣同士で喧嘩も始まってしまって、
とうとう食事の時間は終わって、何一つ口には出来ずに終わってしまうんです。
　
これが地獄の食事風景です。
　
　　
一方、【 極楽 】です。
　
今日、手を合わせてくれた皆さんが愛した動物達がいる極楽の世界です。
極楽の世界にも食事の時間があります。
極楽は当然、豪華絢爛な食事が山のようにテーブルいっぱいに並んでいます。
驚くことに極楽の方々にも地獄と同じ３尺３寸の箸を使って食べなければならないんです。
がしかし、極楽の世界の食事は楽しそうにしているんです。
　
何故ですかね。
地獄では喧嘩になってしまっているのに、何故ですかね。
　
それは、長い箸を使って、取った食べ物を向かい側の相手に食べさせてあげているんです。
向かい側の方は今度お返しにと食べさせてくれるんです。
互い互いが思いやりをもって食べさせてあげている食事風景なんです。
和やかに食事は進み、満腹になったところで食事の時間は終わります。
　
いかがですかね。
同じ状況かで同じ食事なのに【 地獄 】と【 極楽 】とでこんなに違うんです。
　
コロナで感染予防の生活をしていて、距離を保つ生活をしていても、心は離れない。
　
人と人の思いやるという気持ち、
そして工夫をしながらこのコロナ生活を考えていきますと、
少しでも穏やかな生活を送れるんではないかなと思いまして、
今日は【 地獄 】と【 極楽 】の食事のお話をさせて頂きました。
　
暑くなってきてマスク生活が苦しくなってくると思いますが、
もう少しの辛抱でございます。
もうしばらく皆さんと一緒に乗り切っていきたいと思います。
　
今日はどうもありがとうございました。
　
　
お客様の声
　
金沢市Ｆ様

　
本当にありがとうございました。
突然のことで何もわからない中、
こちらの気持ちが落ち着くまで
ゆっくりと進めてくださって、
本当にありがとうございます。
お骨を納める場所もすぐに調べて
くださり、お墓参りがしやすいです。
まだ珍しいハリネズミでしたが「可愛い」
とほめていただけて嬉しかったです。
お世話になりました！！

　　
《次回の法要の日程をお確かめください》
　
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