多くの方にご参列頂きました。

　　　
新型コロナウイルス対策と致しまして、
　　　
　　　　
・出入口の常時開放
・１階、２階観音前でのお焼香
・消毒液設置
上記を実施させて頂き、
皆様に安心してお参り頂けるように致しました。
　　　

　　　
来月のお祥月も皆様のお越しをお待ちしております。
　　　

　　　　　　　　
また、YouTubeにて法話の様子も公開しておりますのでご覧ください。
　　　
⇓　こんな法話をいただきました　⇓
　　　　
皆さま改めまして　こんにちは
　　
本日もお忙しい中に関わらず
この毎月の法要にご参詣いただきまして
まずは心より感謝申し上げます。
ありがとうございます。
　　　
みなさん、花粉酷いですね。
花粉症の方も多いかと思いますし
今年花粉症になってしまったという方も
おられるかもしれませんが、
うちのお寺も杉が沢山ございましてね。
小さいころから花粉の中に育ってきましたが
20歳ぐらいで花粉の容量を超えておりまして
もう私も20年花粉症との付き合いをしております。
　　　
まぁ、そういう中でもね花粉症になると嫌ですけれど
本当につらい方、身体にね日々の生活に影響出る方も
おられると思いますが、もう一つ花粉症になると
私は春が来たなと思うわけでございますね。
　　　
ことわざに、この1月2月3月の時の流れの速さという事で
『一月往ぬる二月逃げる三月去る』っていう
　（いちげついぬる　にげつねげる　さんげつさる）
　　　
と言う　ことわざ があるんですね。
　　　
聞いたことありますか？
若い方聞いたこと無い方も多いかもしれませんが
1月この往ぬる往ってしまうね
2月逃げる　これ語呂合わせですね2月で逃げる
3月去る
　　
年中行事、恒例行事というものがこの1月3月という
お正月行事ね、とんとんとんとんと、
数があります定期的にありますから
まぁ、とても早く過ぎてってしまうという
こういう　ことわざがございます。
　　
誠にそうだなと、
うちのお寺ももう2月、
節分が終わりましたら3月のお彼岸の準備
また、3月は年度末という事で仕事上でも
いろいろ忙しいわけでありますね。
　　　
そんな慌ただしい中に雪解けを待って私もお寺の中を
掃除していくわけでありますけれども
まぁ、花粉と闘いながらも
涙と鼻水流しながらやるんですけれども
　　
そういう中にですねこう花が咲いていくわけですよね
今ですと蕗の薹もね、もう蕾じゃない
もう花開きが葉っぱ開きますね。
　　
しっかりと花を咲かせようとしておりますし
昨日、つくしが出ておりましたね。
たんぽぽもどんどん伸びて参りまして
あー、ようやく春の息吹がこんなにたくさん
出てきているなぁと、ふと思った時に
ふと思うことがあります。
　　
花はこの子たちは誰の為に咲いているのだろうか
今日、みなさんここにお参りに来られている方々は
何の為にお参りに来られているんでしょうか
何の為に手を合わせておられるんでしょうか
　　
和尚、そんなことわかりきった事だ！
自分の可愛い家族動物の為なんだ
と、みなさんおっしゃるんだろうけれども、
今、ここでひとつ手を合わせるという事は
どういう事なのか考えていただきたいっていう話なんです。
　　　
この花は、よし！今年は大いに綺麗に咲いて
誰かに褒めてもらおう。
なんて思うて咲いているんでありましょうか。
　　　
ああ、私は今年は何か咲が甘いな、
どうしょう恥ずかしい恥ずかしいと
咲いている花なんてあるんでしょうか？
　　
ただ時が来れば無心に咲いて時が来れば嘆かず散っていく
大きいだろ、小さいわ、そんなことも一人一人の
一つ一つの花は思って咲いているわけじゃありませんね。
　　　
さぁ、みなさんのお参りもいかがでありましょうか。
お参りしたからと言って何か願い事があるね
家族動物の可愛がった家族動物に何か願をかける
そんな事してます？してないでしょ？
今月も第2日曜日、この時間が来たなって言って
心を整えに来ていませんか？
　　
1ヵ月色々あるのが我々の人生だけれども、
ひとつ、ここが奇縁にまた心が軽くなる
そういうご縁を実は家族動物たちが
手を合わせる機会、自分を見つめ直す機会、
ただ今、今日を一生懸命生きていこう
改めて思わせてくれる機会、
これをもらっていただいてるんだと思うと
また手を合わせる理由が変わってはくるんではないでしょうか。
　　　
家族動物、本当に可愛がったワンちゃん、ネコちゃん
いろんなね動物さんたちが居るけれども、
そういう子たちが亡くなるのは
本当に受け入れがたくて、
特に皆さんは傍にいた
いつも当たり前のようにいた子たちだから。
　　　
私もネコちゃんとねワンちゃん飼ってましたけれども
今でもやっぱ思い出すじゃないですか。
　　　
ふと、ここにいた様な気がする。
でも、それを受け入れながらに
さぁ、私もこの子の分一生懸命生きていこう
そう思えることが実は
物凄く大事な供養ではないでしょうか。
　　　
私がお経をあげるのを勿論ね大事なんですけれども、
それ以上に皆さんがどこに居ても
元気かな？って心の中で思ってあげることが
一番のお経だと思いますから。
　　　
是非 そういう心の中で
今年の年度でしっかりと締めくくっていただきまして
新年また、みなさんと歩み始めて行きたいと思います。
　　　
今日は本当に大変な中であったと思いますが
お参りいただきまして
ありがとうございました。
　　　
また来月お会いいたしましょう。
　　　　　
　　　　　　
《次回の法要の日程をお確かめください》
　　　　　
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