１２月とは思えない暖かい日差しが差す中、

　　　　
サンドーム北動物霊苑にて祥月月忌法要が執り行われました。

　　
多くの方がご参列されました。

　　　　　
１階、２階にお焼香台を設け

　　　
皆さまがお参りしやすいように致しました

　　
来月のお祥月も皆様のお越しをお待ちしております。

　　　　　　　　
YouTubeにて法話の様子も公開しておりますのでご覧ください。
　　　

　　　
　　　
⇓　こんな法話をいただきました　⇓
　　　
みなさま改めましてこんにちは
ありがとうございます。
もう本当にねお忙しい中、
また年の瀬が迫っていく中で
みなさんこうやってまた
今年の最後の月になりますけれども
ご参拝いただきまして
本当にありがとうございます。
　　　
うちのお寺では毎年の話ですけどね
門松を早め早めに出しまして
今年はちょっと諸事情があって
11月の前話したかな？
16日、1週間もっと早く出しましてね
　　　
早すぎだろと言われましたけれども
まぁ、お寺から楽しいニュースを
ということでね、いつもはテーマを付けるんですが、
そのテーマは
　　　　
龍翔萬年の寿（りゅうしょうまんねのんじゅ）
　　　
これ来月新年でお話しようと思いますが
この門松を立てますとね、私自身もやっぱり
こう1年の振り返るきっかけになるわけであります。
　　　
みなさんはいかがです？
どういう時に、『あぁ、もう年の瀬だな』
新しい年を迎えるために色々こう
準備をしなきゃいけないなって思われてますか？
　　　
12月の中旬ぐらいですか？
お正月飾りを準備し始めるぐらい？どうでしょうか。
やっぱりですね準備は早め早めにして
何も悪くないと思うわけでありますけれども
そういう中で12月に和尚さん、どういう言葉が
お参りに来て下さる方がですね、
この禅宗の言葉を送って欲しい
なんか12月にぴったり来るような言葉を送って欲しいと
言われるので、１つこんな言葉を紹介しました。
　　　
心ね我々の心、
心清ければ　清いっていうのは
清水さんの清水ね清い
清ければ道、この道ね道、
道おのずから閑か（しずか）っていう言葉があるんです。
　　　
心清ければ道、みずから、おのずから
どちらでもいいですけれど
おのずからずからの方がいいかな語感としては
おのずから閑か　という
これどういう事かというと、
まぁ、我々っていろんな外的要因に
すぐとらわれるじゃないですか。
　　　
例えばもう1番はね家族の中で
ご夫婦の方は、お父さんお母さんそれぞれ
相手が何言ったね、そう過去のこともそうです。
あの時2、3年前ああいうこと私に言ったでしょ？
とか、ずーっと我々心に拘り持って
ずっと持ってるもんでもありますけれども、
そうすると固定観念って怖くてですね
そういう風にしか捉えれないし、
そういう風にしか見えなくなってきてしまうんですね。
　　　
この清ければってのは、どういう事かというと
そういう偏りやこだわりや囚われと言うものが
いいですか？持っちゃいけないって言ってるんじゃないです。
　　　
生きている以上人間なんだから
偏るし、こだわるし、囚われるんだよ。
だからこそ、そういうものの状態になってることに
気づかなきゃいけないよっていうのは
この清ければっていう言葉の大事な意味なんです。
　　　
ですから今年1年我々色々とね
ご縁があったかと思いますけれども、
そういう中で、あっ、ちょっと待てよ
やっぱいい準備をした状態で新しい年を迎えたいなと。
　　　
気づいていただけるならば、
ちょっと凝り固まっている自分というものに
目を向けていただいて、そして揉み解してあげる
これがやっぱり閑か（しずか）っていうことですね。
　　　
清ければちゃんと自分と閑かに向き合っていく
すると、おのずから自分の人生というものは
開けていきますよ。
　　　
さぁ我々は人のせいにしてませんか？
環境のせいにしてませんか？
家族動物達が亡くなった時に
みなさん大いに悲しみましたよね。
これが本来の我々の姿なんです。
　　　
そういう時に何か周りの人は
もちろん優しい言葉をかけてくださるけれども
私はですねそんなものは一切入ってこなかったはずだと思うんですよ。
それが人間でいいんです。
　　　
泣くときは泣いて、苦しい時は苦しみに尽きていくからこそ
人としての優しさというものがその底辺から沸き起こってくる。
これがやっぱり苦労は買ってでもしろというところの
大事なところだと思います。
　　　
そういうきっかけをいらないんだけれども、
家族動物たちが自分達にそういう縁を来て下さった以上はね
毎月来て下さっている皆さんなら分かると思うんですが
それを自分の人生に消化、のぼる花です。
　　　
しっかりと花咲かせていかなければいけない
そこが我々の大事な
この清ければ自分の心に矢印を向けていく
さぁ、今一度1年振り返ってもらって
人のせい環境のせいにした自分っていうのは無いかな？
探してほしいな。
　　　
そこでよし、もう一度自分んお心を静かに向き合ってみて
よき辰年ですからね、そういったいい一年を迎えていただきたいな
そう念じて今年の法要に変えさせていただきたいと思います。
　　　
本当に今年一年みなさん、御法あい、皆さん本当に毎月来て下さって
こう読むたびに、　あぁ今日も来て下さってるな
嬉しい気持ちになります。
ぜひ、来年もみなさんと元気な顔でお会いできることを
楽しみにしておりますので、
また来年もよろしくお願いいたします。
　　　
本日はありがとうございました
　　　　　　　　　　
《次回の法要の日程をお確かめください》
　　　　　
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