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ミニブタとの暮らしについて~まだまだ少ないミニブタと一緒の生活~

ミニブタの歴史について
 

 
近年はペットとして皆様の話題となるミニブタ。
 
かわいい容姿や歩き方、頭が良く芸もできて人間によく懐くということから、一緒に暮らしてみたいと思う方も多くなっていると聞きます。
 
そんな魅力たっぷりのミニブタですが、ペットとして飼われている歴史が浅いことや飼育数の増加途中という理由から、飼う前には十分な情報収集ができない状態になっています。
 
そこでまず知っておきたいミニブタ情報をご紹介いたします。
 
ミニブタの種類
 

 
現在主流なっているミニブタには定義として、専門的には下記の5種類があります。
 
• 原種はベトナム原産のベトナムポットベリー
• ヨーロッパから米国へ輸入種であるジュリーアニブタ
• アフリカのギニア湾沿岸から米国へ移入されたアフリカンピグミー
• メキシコや中米のブタが起源のユカタンブタ
• 米国に移入したスペイン豚が起源のオッサバウ島ブタ
 
しかし、この区分は極めて学術的であるため、難解で実用的ではありません。
 
そこで ペット用として流通しているミニブタはほとんどが 「ベトナムポットベリー」 という品種です。
 

 
当種はベトナム原産の小型ブタを改良したものであり、ヨーロッパから米国を経由して、日本を含む世界中に普及しました。
 
ちなみに「ポットベリー」とは 太鼓腹 という意味です。
 
体色は白(ピンク)や黒ブチ、ジンジャー、牛柄、白ブチなどがありますが、性格は大きな違いはありません。
 
ミニブタさんより小さいマイクロブタさんが近年増えてきましたが、基本的な考えは以下のミニブタさんと大きな差異はありません。マイクロブタさんも同様にお読みいただければと思います。
 

最初に考えなければならないのは、成長し過ぎてミニサイズの枠を出てしまう事もある
 

 
ニブタは品種ではなく、小型の豚の総称となっています。
成長した時の体重が100kg以下のブタがミニブタと呼ばれています。
 
家畜として飼われているブタの仲間は200~300kgになるので比較的小さなサイズといえますが、一口にミニブタといっても体重はかなりばらつきがあり、大型犬のゴールデンレトリーバーが30kg~40kgと考えると2倍や3倍の大きさと考えるといかに大きいかお分かりになられると思います。
 
ミニブタは小柄と言われる子で20kg台の子もいれば、大きくなる子で100kg近くになることも。
同じ品種でも個体差が大きく、成長した時の体重が読みにくくなっております。
20kg程度なら中型犬の大きさですが、100kgとなると成年男性の平均体重をゆうに超えてしまいます。
しつけはできても指示を素直に聞かないこともあり、扱いづらくなって成長したミニブタを手放してしまうケースは少なくありません。
 
そうならないために、まずは100kg程度まで大きくなる可能性があることを考慮した上で、一緒に暮らせるかどうかを考えましょう。
そして、必ず事前に購入先や飼っている方に大人のミニブタを見せてもらい、将来の姿をイメージしておきましょう。ミニブタは長ければ15年ほど生きるといわれています。それだけ長く飼い続けられるか、またクラススペースがあるのか、そのスペースに無理がないかどうかもよく考えてみてください。
 
最も注意したいこととして、子供ブタを見ただけで飼育を決意してはいけません。
ミニブタでなくても、生まれたばかりの子供ブタの体重は約1kg。誰から見ても愛らしい姿で、飼いたい気持ちになってしまうと思います。しかしながら、ミニブタが子供ブタでいるのはほんのわずかな期間であり、子供ブタを迎え入れられるのは生後6週を過ぎてからとなるため、1年でほぼ大人と変わらない大きさになります。
最近では、「ミニブタ」を品種改良し、更に小さくしたマイクロブタもいます。
大きさは20㎏以下程度の小さめのサイズです。
 

 
見た目に反してキレイ好き
 

 
ブタさんはとてもキレイ好きの性格で、食事の場所と排泄の場所、寝る場所は必ず分ける習性があります。
 
排泄は決まった場所でするため、トイレの場所を覚えてくれます。ブタさんの祖先はイノシシですが、野生のイノシシはフンの匂いで天敵に居場所を知られないようにするため、川や水たまりなど水場にフンをする習性があります。ブタさんも自分のフンの匂いがするトイレはすぐキレイにしてほしいと思っているかもしれません。
 
人間との位置関係
 

 
群れで行動する習性があるブタさんは、さびしがり屋の人間と同じ感性の持ち主です。
 
長い時間1頭だけで過ごすのは苦手で、飼い主さんのことを仲間と思い、たくさんの愛情を向けてくれます。群れで暮らすどうぶつには上下関係があり、ブタさんも上下関係は存在するのですが、あくまで食事のとり方や寝る場所の優先順位が決まる程度のもの。
 
たとえ飼い主さんのことを上に見ていても、いつも従順というわけではないのです。ブタさんが言うことを聞くのは、その方が自分にも都合がいい、と判断した時のみ。嫌な時は反抗し、時には飼い主さんと喧嘩のような状態になることも。ここで負けると、ブタさんは無理が通ると学び、同じ反抗を繰り返すだけなの形になってしまします。
このあたりは犬ちゃんに似たものがあります。
 
そして不満をあらわにするときの鳴き声はびっくりするくらい大きな声をだします。
 
普段のブヒブヒはそんな大きくないのですが怒った時の声は大きいので注意が必要です。
 
しかもブタさんは力が強く、押されると大人でもケガの危険があります。かといって、大きな声で怒鳴ったり叩いたりすると、ブタさんは傷つき、心を閉ざしてしまいます。決して感情的にはならず、忍耐強く接することが必要となり、基本的に大型犬の犬ちゃんと一緒に生活をする様な感覚がわかりやすいかもしれません。
 
泥浴びや土遊びなど遊び好き
 

 
ブタさんが好きなことのひとつに、泥浴び・土遊びがあります。泥の中に横たわって転がり、体を泥だらけにするのです。映画もののけ姫で猪が泥にまみれていたのを覚えている方もいうかもしれません。
 
人間からするとキレイ好きとは真逆の行動ですが、これは寄生虫や日差しから肌を守るための行動。泥パックで自らをケアしているのです。
 
また、ブタさんは鼻を使って土を掘り起こすのが大好き。外で飼う場合、土の地面では鼻で土を掘って柵を倒してしまうことがあるので、柵は深く打ち込み、周りをコンクリートで固めるか重い石などを置き、掘り起こされないようにする対策が必要です。これはストレス解消のために、土や砂のある場所で思う存分鼻掘りをさせてあげたり、コンテナに砂利や石を詰めて掘らせてあげたりする必要があります。
 
これも猪が土を掘り起こすのと同じですね。
 

ブタさんは草食動物
 

 
ブタさんは雑食ですが、もともとが我々人間のために太りやすく改良されてきたため、健康に長生きしてもらうには草食に近い食生活を送る必要があります。日常生活では、ミニブタ用のペレット、牧草、野菜や果物が基本となり。
 
ペレットについては注意点があり、普通のブタ用のペレットではなく必ずミニブタ用のフードを与えましょう。
 
一般的なブタ用のペレットは栄養価が高く超えるためにつくられているためミニブタさんにあげるとあっという間に太ってしまいます。
 
お散歩すると道草を食べることも。草は食物繊維が豊富でカロリーが低いのでたくさん食べても問題ないのですが、除草剤などが散布されていないか等に注意をする必要があります。近年犬ちゃんが散歩中に除草剤のまかれた草をたべ亡くなってしまう事故がおおくなっており、同様にブタさんの場合も気をつけましょう。
 
また、ミニブタさんは太りやすく肥満からくる病気にかかりやすいため、日々の食事の管理が重要です。とにかく食べることが大好きなので飼い主さんはいろいろとあげたくなりますが、そうしてる間にどんどん大きくなってしまい生活に支障がでるどころか病気になってしまうためにそれらを我慢しなければならなく、ミニブタさんにも我慢をさせないといけません。しかも、ミニブタさんは賢いのでおねだりをしてアピールをしてきます。それでも心を鬼にして、決まった量を超えないようにしなければなりません。時には隠してある食べ物を見つけて食べてしまうことも。室内で飼う場合、食料はすべて届かない場所に保管してください。
 
ただ、食べる量を制限し太らない食材だけあげれば良いということではありません。成長期の子供ブタの食事を極端に制限すると、予期せぬさまざまな健康被害が現れれしまいます。
 
あくまでペレットを主食にバランスよく、体型をよく観察してベストな食事を続けていくということです。食べる楽しみも奪わないようにしてゆくことも家族に課されたテーマかもしれません。
 
日頃のお手入れ
 

 
ブタさんの皮膚はよく見ると太くて硬い毛がまばらに生えているだけで、地肌が見えます。ブタさんは皮脂を分泌する皮脂腺が少ないため、地肌は乾燥しがちで、皮膚トラブルも珍しくありません。
 
冬には保湿、夏には日焼け止めを塗るなどこまめなスキンケアが大切になってきます。
 
あとは犬ちゃん同様、ブラッシングや歯磨きから耳掃除で日頃のお手入れのポイントがあります。
 
爪切りなどはミニブタさんが慣れてくれば横になったまま切らせてくれるので慣れてしまえば苦労はないでしょう。ブラッシングも犬用の先が丸いブラシを使う事でデリケートな皮膚を傷つけることなく優しく行えます。
 
飼育スペースなどにケージなどが必要かと思う方もいますが、一般的なケージはミニブタさんの前では無意味えす。不機嫌になった時などに激しく動きまわるとすぐに壊れてしまいます。
 
ワンちゃんと同じように自由に動けるスペースをつくりそこで暮らすのが一番かと思います。
ただしおトイレなどはしっかり覚えるのでおトイレスペースとごはんスペースを場所としてつくってあげる必要があります。
 
伝染病に注意が必要
 

 
ブタさんから人に移る病気はいろいろあります。その中でも日本脳炎は特に知っておきたい病気のひとつ。
 
蚊が媒介してブタから人へ移る病気で、人が感染して発症すると重篤な急性脳炎をおこすことがあります。子どもの予防接種は3歳ごろが推奨されていますが、生後6ヶ月から接種可能です。小さなお子さんがいる場合はできるだけ早めに予防接種を受けましょう。
 
予防接種とは違い問題ですが、普段病気になったときなどにかかる病院はあらかじめ探しておくのが良いでしょう。犬ちゃん猫ちゃんはどこの動物病院でも見てくれますが、ウサギさんなどもそうですが、見れない動物病院もあるので、いざというときのために、飼育する前に確認をして置くことが大切になります。
 
不随した内容として、病院まで向かうために車やその車の大きさ、ハーネスやリードなどの用意も忘れずにしてあげましょう。
 
飼育の届け出
 
伝染病に関連して、法的には1頭以上ミニブタを飼っていれば、「飼養衛生管理基準」を守る義務と、毎年管轄の家畜保健衛生所に飼養状況を報告する義務が発生します。ペットとして飼っていても必要なことなので、忘れないようにしましょう。
 
犬の狂犬病登録などに似ていますが、こちらはそれとは違い重要度の高いものなります。
 
日本でペットとしてミニブタが飼われはじめてから30年ほど経ちますが、今でもまだ珍しく、飼育情報が少ないのが実情です。飼う前はもちろん、飼い始めてからも積極的な情報収集を続ける必要があることを忘れずに、近年はネット環境は勿論、インスタグラムなどでも情報交換が出来るようになってまいりました。
 
人懐っこく、頭も良い、そして甘えん坊なミニブタさんは、家族がしっかりとした準備さえしていればとても楽しいペットライフになることは間違いありません。
一緒に暮らしたいなとお考えの方はこれを読み幸せなペットライフをお過ごしください。
 

 
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