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どうぶつの記念日ー日本編


 
同じ地球に生きる存在として、私たち人間と動物たちは長い時を共生し、また友情や愛情といったさまざまな絆で結ばれてきました。

 

もっとも身近なところでは、私たちがそれぞれの家庭に迎え入れ生活を共にするペットたち。
 
単に可愛がったりするだけでなく、たくさんの癒しや幸福感をもたらす伴侶動物(コンパニオンアニマル)という表現をされるくらい、私たちの生活に溶け込んだ存在でしょう。

 

また、家庭に迎え入れるだけではなく、自然には様々な動物たちが住んでいて、時には私たちを感動させるような、生命のドラマを見せてくれたりもします。
 

そうした、動物たちを尊び愛する気持ちから、動物たちにまつわる記念日が世界中で定められ、それぞれが動物愛護や保護、動物との共生の大切さを考える機会となっています。
 
日本でももちろん動物に関するさまざまな記念日が制定されています。
 
ここでは、日本で広く認知されている動物に関する記念日をいくつかご紹介します。

 

【1月】
 
14日 タロジロの日
 
1956年に日本の南極観測隊と共に南極へ入り、その後置き去りになってしまったカラフト犬たちのうち、1959年の1月14日になって生存が確認されたタロとジロを記念した日。
 
南極で犬ぞりを引くなどの活動を行ったカラフト犬は19頭といわれ、カラフト犬たちを置き去りにした観測隊には非難も向けられました。
 
しかし1959年の1月14日に、タロとジロが生きていることが確認され、当時の日本では驚きと感動がもたらされました。2頭をたたえる歌まで作られました。
 
さらに、この日を記念して「カラフト犬記念像」が立てられ、現在では東京都立川市の国立極地研究所でそれを見ることができます。
 
こうしたタロとジロ生存のストーリーから、この日は「愛と希望と勇気の日」とも呼ばれているそうです。
 

【2月】
 
22日 猫の日
 
これはご存じの方も多いと思いでしょう。ご存じない方も、「にゃんにゃんにゃん」という鳴き声の語呂合わせで2月22日というこの記念日は、とても連想しやすいものですね。
 
日本の「猫の日実行委員会」が1987年に制定した記念日です。
 
「猫と一緒に暮らせる幸せに感謝し、猫とともにこの喜びをかみしめる記念日を」というのが設立の趣旨で、毎年同日には猫に関する様々なイベントが催されています。
 

実は猫の日は世界各国で制定されており、ヨーロッパの多くの国がWorld Cat Dayとしている日は2月17日です。また、ロシアは3月1日、アメリカ合衆国は10月29日と定められています。
 
【3月】
 
3日 うさぎの日
 
由来は諸説ありますが、3月3日、3と3で「みみの日」というところから、ウサギは耳が長いのでウサギの日となった、というのが代表的です。

 

22日 さくらねこの日
 

 
公益財団法人・どうぶつ基金によって制定された記念日で、殺処分ゼロを目指して行われる外猫の不妊手術の取り組みと、健気に生きる「さくらねこ」のことを多くの人に知ってもらうため、さくらニャンニャンの語呂合わせで3月22日に定められたのがこの、さくらねこの日です。
 
「さくらねこ」というのは、不妊手術済みの目印として耳をV字にカットされた猫たちのことです。先端をカットされた耳が桜の花びらのように見えるのがその由来です。
 

【4月】
 
19日 飼育の日
 
公益社団法人日本動物園水族館協会が平成21年に定めた記念日で、飼育係の仕事内容を通して動物園・水族館に興味を持ってもらうことを目的として制定されました。
 
日付は、し(4)い(1)く(9)「飼育」の語呂合わせになっています。
 
この日に合わせて、各地の動物園や水族館でさまざまなイベントが企画・開催されています。
 
【5月】
 
10~16日 愛鳥週間
 

鳥類保護連絡協議会が、野鳥保護の啓蒙・普及を目的として定めた5月10日~16日までの1週間で、その起源は古く1947年(昭和22年)にまでさかのぼります。
 
当初は「バードデー」として1日だけの記念日でしたが、1950年には上記の1週間を「愛鳥週間」「バードウィーク」に定められました。

 

毎年この時期には、「全国野鳥保護のつどい」が開催され、野生生物の保護に顕著な功績に対して「野生生物保護功労者表彰」などの式典・行事が行われています。
 
ほかにも、愛鳥週間普及・宣伝と野生鳥類についての保護思想の醸成のため、全国の小・中・高校の児童・生徒を対象に、愛鳥週間用ポスターの原画コンクールが行われ、総裁賞に選ばれた作品により翌年のポスターが制作されています。
 

22日 ほじょ犬の日
 

 
社会福祉法人・日本介助犬協会が制定した記念日で、この日付は、2002年(平成14年)5月22日に「身体障害者補助犬法」が成立したことにあわせて定められまし た。
 
同法律の更なる認知度向上を図ることが目的とされています。
 
ここでいうほじょ犬とは、身体障害者補助犬を指し、盲導犬・介助犬・聴導犬の3種のことで、身体に不自由がある人の日常生活における動作の補助をしてくれるパートナー犬のことです。
 
こうしたパートナー関係から、人にも動物にも優しく楽しい社会を目指す願いが込められた記念日です。
 
【6月】
 
15日 オウムとインコの日
 

認定NPO法人「TSUBASA」が制定した記念日で、オウムやインコだけに限らず、コンパニオンバードとしての鳥たちの幸せとすでに亡くなった鳥たちの供養を願う日とされています。
 
認定NPO法人「TSUBASA」の名前は「The Society for Unity with Birds – Adoption and Sanctuary in Asia」の略称です。
 
同法人は愛鳥と飼い主が幸せで健康に暮らしてもらうために、オウムやインコなどの鳥類の適切な飼育方法などの啓発活動を行っています。

 

15日 オウムインコデー
 
また、同日には別の記念日も定められています。
 
こちらは日本動物園水族館協会が、絶滅の危機に直面しているオウムやインコの仲間について多くの人に知ってもらうために制定した記念日です。
 
日付は06(オウム)と15(インコ)の語呂合わせになっていて、同日には各地の動物園等でオウムやインコたちにまつわるイベントが行われているそうです。

 

私たちにとってもおなじみのオウムやインコですが、実は398種のうち111種が絶滅危惧種に分類されています。
 
そうした現状を知り、私たちには何ができるかを考える、ということもこの「オウムインコデー」のねらいのひとつと言えます。
 

【7月】
 

 
1日 ファシリティドッグの日
 
認定特定非営利法人「シャイン・オン・キッズ」が制定した記念日で、
 
ファシリティドッグの存在と意義を広めることを目的として2016年に一般社団法人「日本記念日協会」により認定・登録されました。
 
7月1日は日本で初めてファシリティドッグが導入された日で、この日にちなんで制定されました。
 

認定特定非営利法人「シャイン・オン・キッズ」は東京都に事務局を置き、重い病気と闘う子供たちとその家族を支援する活動を行っています。
 
また、ファシリティドッグとは、病院などの医療施設に常勤して、入院中の子どもやその家族に癒しや安らぎを与えられるように特別に訓練された犬のことです。
 
特に小児医療においては重要な役割を担っていて、闘病中の子どもの食事を応援したり、手術室に付き添ったり、採血や点滴を行う際の痛みや恐怖の傍らで勇気を与える、たいせつな存在です。
 

日本ではまだまだ導入事例や実績が限られているファシリティドッグですが、こうした記念日と共に、患者さんと医療従事者に勇気と癒しを運ぶファシリティドッグへの理解がもっと深まると素晴らしいですね。
 
【8月】
 
6日 ハムスターの日
 
8(は)と6(む)でハムスターの日という語呂合わせになっています。これは日本の場合で、国際的には4月12日がハムスターの日です。
 
もともとのハムスターの日の由来は、1930年4月12日にヘブライ大学の動物学者がシリアンハムスター(ゴールデンハムスター)を捕獲して飼育し始めたことが元になっています。
 
この日から人間とハムスターは一緒に暮らし始めることになった、という記念日になりますね。
 
8日 爬虫類の日
 
爬虫類の魅力を広く知ってもらいたいという思いから、沖縄県の爬虫類専門店の経営者が制定し、一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された記念日です。
 
日付は爬虫類の「ハ」にちなんで、制定者が専門店をオープンした平成8年8月8日、と定められています。
 

【9月】
 
23日 動物虐待防止の日
 
2016年一般社団法人日本動物虐待防止協会により制定されました。
 
この9月23日という日付は9月20日~26日の動物愛護週間の真ん中の日にあたり、動物の命を守る原点の日との思いからこの日に定められたそうです。

 

動物をみだりに殺したり、傷つけたり、苦しめることのない、人と動物の優しい共生社会を築くための、命を大切にする心をはぐくむ日であるといえます。
 
【10月】
 
 
 
13日 ペット健康診断の日
 
全国の獣医師からなる一般社団法人「Team HOPE」(チーム ホープ)が制定。
 
2017年(平成29年)に一般社団法人「日本記念日協会」により認定・登録された。
 
この10月13日という日付は、10(じゅう)1(い)3(さん)の語呂合わせで、10月13日に定められました。

 

どうぶつの体調の変化はとても早く、鳴き声に出して訴えることも少ないため、症状が重くなるまで飼い主が気づかないということも多いといいます。そこで重要になるのが、定期的な健康診断と不調の早期発見です。
 
こうした、ペット達の健康寿命を延ばしたいという獣医師たちの思いが込められた記念日ですね。
 

24日 文鳥の日
 
文鳥に詳しく、また文鳥にまつわるさまざまな活動に従事するライターの伊藤美代子氏が制定が制定し、一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された記念日です。
 
10月24日という日付は、てん=手(10)に(2)幸せ(4)の語呂合わせになっていること、また10月は文鳥のヒナが出回る時期であることがその由来になっています。
 
文鳥は人懐っこい性格であることから、よく懐けば手乗りして触れ合うことができることもあり「手乗り文鳥」と呼ばれることもあります。
 
こうした文鳥の愛らしさや、私たち人間との仲を大切にする記念日といえそうですね。
 

【11月】
 
1日 犬の日
 
犬にまつわる記念日はこれを含め複数ありますが、こちらは一般社団法人 ペットフード協会が中心となり1987年に制定した記念日。
 
日付は11(ワンワン)1(ワン)という犬の鳴き声の語呂合わせです。「犬についての知識を深めるとともに、可愛がる日」とされています。
 
動物にまつわる記念日のなかでも最も広く知られているもののひとつ、といえるかもしれませんね。

 

15日 いいインコの日
 
文具メーカーのセキセイ株式会社が制定し、2018年(平成30年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された記念日です。
 
日付は「いい(11)インコ(15)」と読む語呂合わせで、セキセイ株式会社の社名は、創業者がセキセイインコを飼っていたことに由来しています。
 
また社章にもセキセイインコが使われていて、同社のインコとの関わりは創業時からの深いエピソードがあるといえます。
 

このようなセキセイインコとの縁から、セキセイインコのかわいらしさを広く伝えるための記念日とされており、この日の制定を記念したイベントが催されています。
 

22日 ペットたちに感謝する日
 

 
ペット関連の事業を行うピーツーアンドアソシエイツ株式会社が制定、一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された記念日です。
 
犬の鳴き声のワンワン(11)と猫の鳴き声のニャーニャー(22)の語呂合わせが、11月22日の日付の由来になっています。
 
「私たちと生活を共にし、喜びや楽しみ、時には生きがいまでも与えてくれるペットたちに感謝し、人と動物の正しい関係を考える日」とされています。
 

まとめ
 
ここまで動物にまつわる記念日についてみてきました。
 
ご紹介した記念日はこれですべてではありませんが、代表的な記念日だけでも数多く制定されていることが分かりますね。
 
広く知られたものから、ちょっと驚くようなものまでさまざまでした。
 

こうしてみると、家庭に迎えるペットだけでなく、様々な野生動物、あるいは特定の役割を果たしている立場の動物たち、といった様々な観点から記念日として制定されていることが分かります。
 
それだけ、私たち人間と動物たちの関わりは深く、愛情と親しみの気持ちと共にあるということですね。
 
このような記念日を身近に感じ、それらを通じてさまざまな動物たちの存在を知ることで、きっと私たちの日常もより豊かになることでしょう。
 
 
 
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