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2025.10.30 コラム

ペットの被災・非常食 ~災害時に何が問題となるか~

災害が発生したとき、昔と違い犬ちゃん猫ちゃんをどうすればよいのか、実際にはイメージ出来ない場合や、イメージ出来ていても何を用意すればいいのか、そしてどんな現状が待っているのか、今回は災害時などのペットちゃんの非常食についてお話しましょう。

ここでのお話はあくまで筆者のお話であり最終的には皆さんの家庭にあった形にするのがベストなので、ここでの話はあくまで参考に考えて頂くと良いでしょう。

すでに病気を持っている、または定期的な検査や服用するべき薬などがある場合は、かかりつけの動物病院で確認をしておくのがよいでしょう。フードに関しても同じですが、フードが災害時に入手できない場合もあるので、これについては別途仮運用が出来る食事などを把握しておくことも大事かもしれません。
大規模災害の発生時にはいつも食べさせているフードが入手できるとは限らないからです。

災害時に犬ちゃん猫ちゃんのペットフードや日常品の物資が届くのは、私達人間への救援物資と比較し遅くなってしまいます。

犬ちゃんや猫ちゃんのフードが手に入らない場合に、やむを得ず人間の食べ物を与えることがあるかもしれません。このとき注意すべきことは、ネギやタマネギのように、人間は問題なく食べることができてもペットには与えてはならない食材が救援物資の中にはあることです。

ペットに与えてはいけない食材については別途犬ちゃん猫ちゃんには与えていけないものをご覧ください。

栄養面や糖分や脂質などペットにとっては適切ではないこともあるかもしれないが、犬ちゃんや猫ちゃんが災害にの中でも最低限の健康を守れるようにするには、家族である自分で何かをしてあげるしかありません。
また、災害のあとの避難生活では、環境の変化や災害時体のショックから食欲不振になる犬ちゃんや猫ちゃんがいることも覚えておいてください。こんなときに力として発揮されるのは、日頃のコミュニケーションなのです。

普段からしつけ等に気を付けていれば、災害時も私たちの言うことを聞いてくれることもあり、非常食を食べてくれることもあるでしょう。しかし普段から自由にさせてしまう事で、いざというときに食事の好き嫌いや、災害避難所での生活において他者に迷惑をかけてしまうことになりますので、普段のコミュニケーションやしつけは非常時にこそ真価を発揮されることとなります。

また近年意識の低さから一部で問題となっている、犬ちゃんのワクチンです。家の中で生活することがほとんどとなってきた現代ではワクチンの必要性という意識が希薄になってしまっております。

災害時にワクチンを打っている犬ちゃんとは避難所で一緒に生活できるが、ワクチン未接種の犬ちゃんは避難所に入れないことになったり、または家族と離れた場所で避難ですと言われたとき、家族としてはこれを拒否することもできないのです。これほどつらい事はないでしょう。

ですからワクチン接種というのは保険と一緒でいざというときの為に大事になってくるものですので、各自考え方が希薄なってきている時代ではありますが積極的に摂取することをお勧めいたします。

狂犬病ワクチンは義務ですが、その他ワクチンは推奨となりますが、上記の理由からおすすめいたします。

その他のポイントとしてマイクロチップの有無というのも近年話題にあがることっとなります。

災害時に脱走してしまったり、離れてしまった時に自力で探すのは困難でも、市や政府に保護された子に関してはマイクロチップの登録がされていることで家族の元に帰ってくることが可能になります。

家族としては、無事で生きていてくれてるのか、また不安を感じながらどこかで生活しているのか、誰かに保護されて家族との再会をまっているのかなど家族側からもたくさんの心配が起こります。また最悪のケース被災で亡くなってしまったとしてもマイクロチップの登録がされていると家族が調べることでわかる事もございます。

どちらも意識的にはまだまだの部分がありますが、いざというときに大きな役割を持つことがございます。

 

災害時に必要なもの

避難所にペットが一緒に入れるのかは各自治体への確認が必要となりますが、またいかなる時もペットの管理は飼い主主体の自動の精神が基本となります。

災害発生時に非常時の持ち物として代表的なものは、

・フード

・水分

・ハーネスやリード(猫であっても災害時は大きな役に立ちます)

・食器

・トイレ用品(猫ちゃんは猫砂が大事になります)

・可能であればキャリーケースや小さな布団

この様に普段使っているもので意外と事足りるものなのです。

しかし準備をしておく、または知っておくことでいざという災害時などには大きな差がついてしまいます。

 

フードについて

ドライフードをウェットフードがありますが、日持ちの面でいえば缶詰などのウェットフードの方が安全でそして日持ちすることはお分かりになられると思いますが、缶詰を何個も非常用として携帯することと、保管場所、そして開封してしまったら保管をする場所がないなど、日常使いやすいものでも災害時となると予想に反し不便な面も出てくるものです。

その点ドライフードは食べる量も調整でき、いざという時人間が食べることが出来たり、助け合いの文化が大事なになる避難所の生活では多岐にわたり良い面が出てきます。

日頃ぎりぎりの購入や購入量をせずに余裕を持った準備をし、いざというときにすぐに用意できるように、家族みんなで場所の共有や一食分の量などを共有しておきましょう。

水分について

災害時に人間と一緒に生活をする場合には、どうしても人間より水分確保の優先順位が下がってしまいます。しかしながら犬ちゃん・猫ちゃんにとって水分とはフード以上に生命維持に必要なものとなります。いざというとき用意が出来ないものではありますが、用意が出来る中では私達人間が優しさをもって分けてあげることがとても重要なこととなります。 お散歩をよくする方はすでに犬ちゃん用のボトルをお持ちの方も多いかと思いますが、現在お持ちでない方は小さなものでも良いのであると便利ですのでご用意ください。

ハーネスやリードについて

こちらは災害時に一緒に生活をする場合、どうしてもその生活者の中には、動物が苦手な人もいるものです。 また災害時というのはただでさえ色々な不安を抱え、眠れない人やストレスを抱えてしまう人もいるとおもいます。そんな中私達が出来ることというのは一緒に生活している犬ちゃん猫ちゃんが他者に迷惑をかけないようにしてあげることだと思います。大切な家族だからこそ他人から嫌な気持ちを持たれたくないものですがから、気を使ってあげるべき部分かと思います。 また、犬ちゃん猫ちゃんの中にも災害時にはストレスと抱えてパニックになってしまい脱走をしてしまう子もいますので二重の観点から大切な役割を担うものとなります。 かならずハーネスやリードをつけ、常に自分の近くでコントロールできるようにしましょう。

トイレ用品

災害時には犬ちゃん猫ちゃんのおトイレは大変なものとなります。

犬ちゃんのケースですと、散歩時にトイレをしている子は災害時に対応出来ることが多いのですが、室内のみの生活で室内でトイレをする習慣の子は避難所にはそういうッタ場所がない事と、家ではない緊張感からおトイレが出来なくなってしまう子がいるのです。そんな時も家で使っているトイレシーツを用意しておくことで、災害時でもその匂いを嗅がせおトイレを誘発する事ができます。

猫ちゃんはトイレ砂を用意しておくことで、おトイレの場所を指定してあげることができますが、こちらも犬ちゃん同様砂を持っていない場合、緊張感や普段と違う場所ということでおトイレが出来なくなってしまう子もいるので気をつけましょう。

またこれらの注意点についてはもう一つ問題となります。

おトイレをすることが出来ない中、キャリーケースや布団での生活になってしまうことがあるのですが、おトイレを我慢していることで、その生活スペースでおトイレをしてしまうことがあるのです。

このおトイレ事情も、他の項目と同様に日頃の家族の準備というのが大きく役に立ってくるものなのです。

キャリーケースや布団

他の項目でも触れた部分ではありますが、避難所または家ではない場所というのは、犬ちゃん猫ちゃんにとって非常にストレスを抱えてしまうものです。 また移動時など移動用のケースがないと一緒に移動する事ができなくなってしまったり、一緒に生活するスペースが無くなってしまいます。またそのスペースというのは想像以上に犬ちゃん猫ちゃんのストレスにつながってしまいます。

皆さんの近くでゆっくり少しでも安心して過ごしてもらうためには、使い慣れたキャリーケースや使い慣れた家の匂いがする布団などを用意してあげることが大切なこととなります。

 

災害時・被害時の覚悟

犬ちゃん猫ちゃんが家族と言われるこの時代でも、被災時の考えはあくまで我々人間の救助・避難が基本となることを覚えておきましょう。
災害時とはいえ、私も含め皆様も非情な決断は出来ないと思いますが、あくまで避難所は人間の避難を優先し、その限りあるスペースもまずは人間が最低限の生活をするために用意されております。

つまり本当のギリギリの切羽詰まった状況の被災では、犬ちゃんや猫ちゃんとお別れをしなければならない時や、離れて生活をする覚悟が必要となります。 過去現実に起きた問題として、犬ちゃんをおいてけぼりに出来ない家族が危険な被災エリアに残ると言い張り、周りの人に手間をかけさせ、多くの人間に心配をかけてしまった例があります。

筆者としても物凄く気持ちのわかる事例ですが、はやり被災時には周りの人に迷惑をかけないという事も大事になってまいります。被災している人全てが共通に同じレベルで助けを得て生活をしなければなりません。
また被災後にやむを得ない事情で飼育が出来ない・先が不安であるときなど、市または県などに多くの支援ボランティアがいらっしゃいます。その中には多数のペットボランティアもいらっしゃいますので、人間の避難と同時に犬ちゃん猫ちゃんの未来を憂い預ける決断が必要になってくることもございます。
今回は被災者側がメインとなっていますが、上記の話の様に各地での震災等のあとには、多くの保護犬・保護猫がボランティアのもとに保護されていらっしゃいます。 そんな中私達が今考えるべき点は、その保護された犬ちゃんや猫ちゃんに対して何か出来ることはないか等になります。
被災するような状況というのは、その時を過ぎてしまうと風化してしまいがちですが、常に自分の家では準備をしておこう、被災からしばらく時がたったが忘れていることはないか、保護されて困っている犬ちゃん猫ちゃんはいないかなど沢山のことを考え行動をしてあげられると思います。 被災というと中々想像に難しいことでありますが、読んでいただいたこれを機に、皆様の心の中にもなにかが芽生えてくれるか行動をしてくれると幸いです。
そしていざというとき家族がパニックになってしまうと一緒にくらしている犬ちゃにゃ猫ちゃんはもっと焦ってしまいます。 まず自分が落ち着くことの重要性も意識しましょう。 まだまだ書ききれないこともございますが、皆様自身でもこれを読み気になる事が出来たと思います。 ボランティア団体の現状や里親募集の現状等よろしければ皆様も調べて頂くと良いかと思います。

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