皆様は「神の使い」と呼ばれる動物さんたちをご存知でしょうか。
皆様が初詣などでお参りされる神社にも神の使いとなった動物がいるのです。

神社の数は日本全国で約8万以上あるといわれています。皆様のおうちの近くにもある神社のその境内の中にイヌやキツネやウシなどといった動物の像が置かれているのを目にしている方も多いと思います。この動物の像にも二種類があり、一つは狛犬などの神社を守る役割、いわゆる警備役です。
狛犬は実際のワンちゃんではなく想像上の生物とされていますが獅子に似た日本の獣だそうです。神社を守るべく、入口を右と左とに分かれ参拝者をじっと見つめている狛犬。
この狛犬の多くは「ツノのある狛犬」と「ツノの無い獅子」が対になっていることが多いそうです。また、口の形も違っていることが多く、口を開けているのが「阿形」で口を閉じているのが「吽形」と呼ばれているものです。よく使われる「阿吽の呼吸」は二人の息がぴったりと合う様子を表していますがその「阿吽」は金剛力士像や狛犬のように2体で1つとして「対になっているもの」の意味でも使われます。神社にいる狛犬にも違いがあるので皆様のお近くの神社の像もご覧になってみてくださいね。
神社を守る警備役の動物とはまた違う役割をしている動物もいます。神の使いで「神使」(しんし)という役割もあり、神社などで崇められています。それぞれ神様によって使われる動物が異なりますが、有名なのは稲荷神社のキツネさんは皆様ご存知だと思いますし、一度は目にしたことがあると思います。お稲荷様は稲の豊作を願い祀られた神様で、キツネさんを祀っているのではなく実は神様の使いの「神使」がキツネさんなのだそうです。なぜキツネさんが神の使いとなったのかは所説あるそうですが「キツネの尻尾が実った稲穂に似ている」ことや、米を食べてしまう鼠を退治してくれる事などで豊穣の神と結びついたのだともいわれます。全国の稲荷神社に鎮座しているキツネの像はよく見ると何かを咥えているようです。口に咥えているものは巻物であったり宝珠だったりとさまざまだそうですので見る機会がある方はじっくりと咥えているものを見てみてはいかがでしょうか。
他にも神の使いとなった動物たちがいますので少しだけご紹介いたしましょう。

カラス・・非常に知能が高く、道具を使ったり複雑な社会構造を持っているカラスも神の使いになっています。この高い知性が神聖とされているようです。一方でカラスに不吉なイメージを持っている方も多いかと思います。このカラスが持つ「死」や「不幸」を思わせる一面も持ち合わせていることが神の使いとして選ばれたのかもしれませんね。日本神話に出てくる有名なカラスは八咫烏ですね。日本書紀では「天照大御神」の使いとして登場します。八咫烏の名前にある八咫とは「咫」という長さを表す単位で親指と中指を広げた長さ(約18cm)だそうです。つまり八咫は144cmなのでなかなかの大きさのカラスですね。八咫烏には足が三本、天・地・人を表しているとされています。三本足の大きなカラスは導きの神として神話に多く登場します。熊野神社ではポストまで八咫烏がシンボルになっていますので機会があれば是非お参りされてみてください。日本サッカー協会のシンボルとしても使用されているので馴染みの深い神の使いかもしれませんね。

シカ・・シカと言えば奈良の鹿が有名ですね。「神鹿」と呼ばれ保護敬愛されています。春日大社の社伝によると鹿島神宮の武甕槌命(たけみかづちのみこと)が白鹿に乗って御蓋山(みかさやま)に奉還された、という伝説によって奈良の鹿は神聖として大切にされています。奈良の鹿以外でも鹿の立派な角が生え替わる様子から再生を象徴する動物とされているそうです。古事記の中に登場する鹿、アメノカクは険しい道でも駆け上がることが出来る能力を見込まれてアマテラスからとても頼りにされていたようです。ギリシャ神話の中でも野山を駆けまわり狩猟をする神様、アルテミスのシンボルも黄金の角で矢よりも速く駆けることの出来る鹿だそうです。昔から人々に馴染みのある鹿は日本神話だけではなく世界の神話に登場するようです。

ウシ・・干支にも出てくるウシも神使として崇められています。学問の神様として知られている菅原道真公はウシに乗って天に登ったという伝説があり、多くの天満宮では神の使いとしてウシを祀っているそうです。昔から人とウシは関りが深く、農作業のチカラとなって一緒に働いてくれ、時には人が生きるための糧となってきたのです。力の強さから交通手段として人々を運んでくれたり物資を運ぶこともしていました。このように人々とのかかわりが深いのは日本だけではありません。古代エジプトでもハトホル女神の聖獣として信仰されていましたしインドではヒンドゥー教の破壊神シヴァの乗り物であるウシを聖なる動物として崇拝しています。そのためヒンドゥー教ではウシの殺生はタブーとされている程です。他の国々でも豊穣のシンボルとして神話の中にも登場します。大きな身体や力強さ、古くから人との関わりの深いことから世界各国で神聖な動物と崇められているのですね。

ハト・・平和の象徴として知られているハトも神の使いとして祀られています。なぜ平和の象徴となっているのかというと、旧約聖書の中の創世記の「ノアの箱舟」の物語に由来しているそうです。神は人々の様子を嘆き洪水を起こして地上のものを滅ぼしました。その際に箱舟をノアに作らせてすべての動物の雄雌をこの箱舟へと引き連れて乗り込みました。洪水の水がひいた後、ノアは鳥たちに地上の様子を確かめてもらうために空へと放ちました。するとその中のハトがオリーブの若葉を咥えて箱舟へと戻ってきたのです。そのオリーブの若葉を見たノアは神罰が過ぎ去り平和が訪れたことを知ったのです。その為に平和の象徴のハトはオリーブを咥えている姿で知られているのだそうです。このように旧約聖書でも登場するハトは日本でも神の使いとして信仰されています。有名なのは八幡神社で全国に八幡神を移動させる際に道案内をしたのが白いハトだったという伝説があり、今でも八幡神社にはハトをモチーフにした装飾などがあり信仰されているのだそうです。

サル・・人と似た知能を持つ賢いサルも神の使いになっています。日光東照宮の「見ざる・言わざる・聞かざる」は孔子の教えをもとにしているのだそうで、神の使いとしては日吉大社の御祭神だそうです。太陽の神、山王権現の使いのサルは古くから山の神として知られています。日吉大社のおサルさんは「神猿」(まさる)と呼ばれていて 魔が去る または 勝る と読み方が通じていてとても縁起の良い魔除けとして大切にされています。昔から人との関りが深く、馴染みのあるおサルさんは昔話でもよく登場します。猿蟹合戦や、三蔵法師とともに天竺に経典をもらいに行く旅をした西遊記の孫悟空もおサルさんでしたね。この孫悟空のモデルになったといわれるインドの神様は猿の姿をしたハヌマーンという神様だそうです。

ヘビ・・脱皮をしながら成長する姿が死と再生の象徴として世界でも神話などに登場します。ギリシャ神話ではメデューサのようにヘビが体の一部となっている姿で知られているものや、キリスト教ではアダムとイブに禁断のリンゴを勧めた邪悪なヘビなど、畏怖されていることもあります。これは毒を持つヘビもいることから「死」の象徴として恐れられたり、「再生」の象徴として世界各国で神としても崇拝されているのです。有名な日本の神話の中ではヤマタノオロチが馴染み深いですね。スサノオに退治されてしまいますが、一つの体に八つの頭があるとても大きなヘビの姿で描かれています。大きさはなんと谷を八つ、山を八つ渡るほどの大きさといいますから相当長いですねヤマタノオロチは。これは大きな河川をモチーフにしているのでは、といわれています。恐ろしい姿で描かれているのは、河川の氾濫など人のチカラではどうすることも出来ない自然災害の恐ろしさをヤマタノオロチの姿で人々に伝えていたのではないかといわれます。うねうねと長い河川は確かに大きなヘビの体のようにも見えますね。恐ろしいだけのヘビではありません。実は身近なところでヘビの付いたマークを見ることが出来ます。救急車にもよく見るとヘビの付いたマークが描かれているのです。この杖にヘビが巻き付いているマークは「アスクレピオスの杖」と呼ばれています。ギリシャ神話に出てくる名医「アスクレピオス」が持っていた杖で医療や医術の象徴として世界で使用されています。多方面で描かれているヘビ、神社では「白蛇神社」が有名です。白蛇は弁財天の使いとされていて金運開運、商売繁盛や再生、気力の復活などの御利益があるそうです。
ムカデ・・足がたくさんのムカデ。その姿から苦手と思われる方もいらっしゃるかもしれません。このムカデも大切な神様の使いなのだそうです。毘沙門天という神は軍神と財宝の神様で、その毘沙門天の使いとして活躍しているのがムカデなのです。もともとは龍神や大蛇の天敵として神話に登場しますが、前にしか進まない姿からか「後退しない」と武士たちの間で好まれて使われ甲冑や刀装具にデザインされたそうです。そのことから鍛冶屋や金属産業を守る神様として崇められていたようです。さらに、昔はお金のことを「おあし」と呼んでいて足の多いムカデはお金に困らないという言い伝えがあって商売繁盛の御利益もあるそうです。

鼠(ネズミ)・・飲食店ではどうしても好まれない存在となりがちなネズミさんも大黒天さまの使いとされています。この大黒天は七福神の一尊で豊穣の神とされています。大きな袋を担ぎ打ち出の小槌を持っている優しそうな大黒天さんが描かれている縁起物は皆さんも一度は目にしたことがあると思います。出雲神話に出てくるお話に因んで神使はネズミさんだそうです。ネズミは食物との縁が密接で多産、宝物のある場所へ案内する神話に基づいて「五穀豊穣」「子孫繁栄」「商売繫盛」などの象徴となって大黒天さまの使いとされているのだそうです。日本全国に大黒さまを祀っている神社がありますが多くはネズミの像が奉納されているようです。それぞれに表情などが違うようなので興味のある方は参拝なさってみてはいかがでしょうか。ちなみに大黒天さまの担いでいる袋の中身は、出雲神話の「因幡の白兎」の話の中でお姫様に求婚に向かう際、たくさんいるお兄さん達に持たされた荷物が入っているそうですよ。一体何が入っていたのでしょうね。
このように神の使いとなった動物はたくさん存在します。神の使いとして選ばれた理由はさまざまですが、人々が持ち合わせていないチカラ、例えば大空を自由に羽ばたける翼を持った生き物やどんな崖でも駆けていける強い脚の動物など人間にはないチカラを持っているその能力が羨ましくあやかりたい気持ちから大切にしたり、神様から特別に与えられた能力として崇められたのでしょう。八百万の神々を大切にする日本人の感性や、全てのものに命が宿るという考えのもとで自然界の全てのものを敬う気持ちは忘れてはいけないですし繋げていかなければならないですね。
いかがでしたでしょうか。身近な存在だからこそ神の使いになっていたり人々の憧れのような存在の生き物などたくさんの動物たちが神の使いとして崇められているのです。神社などにお出かけの際はじっくりと、どんな動物がいるのかを見つけてみてはいかがでしょうか。
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