私たち人は、目に見える物、光、音、匂いといった感覚を通じて世界を認識しています。
しかし、ワンちゃん、ネコちゃんは私たちとは異なる感覚を使って自分たちの環境を理解しています。
ワンちゃんから見た世界

視覚
ワンちゃんの視野は両目で見える範囲は240〜270度とされ、斜め後ろまで首を動かさずに広く見えるとされています。
視力は人間でいうところの0.1〜0.3程度の視力と考えられています。
物をはっきり見極める距離は約30~50㎝ほどで、焦点を合わせる能力が低く全体的に視界がぼやけて見えています。 細かい文字や静止した物はぼやけて見えることが多いようです。
ですが、動体視力が人より優れており、動いている物を捉える能力が高いため、狩猟や警戒に役立つ能力があります。
また、薄暗い場所や夜間では視覚能力が優れています。
色覚
ワンちゃんは人と異なり、色覚が制限されています。
人は赤・青・緑の3色型の色覚を持っていますが、ワンちゃんは2色型の色覚を持っています。
ワンちゃんは青と黄色の色を区別できるとされますが、赤や緑は区別しづらく灰色っぽく見えます。
どちらも灰色や黄色がかった色に見えると考えられています。

嗅覚
ワンちゃんの嗅覚は、私たち人とは比較にならないほど優れています。
人間の1万倍以上の嗅覚を持つとされ、匂いを通じて情報を得ることが得意です。
特定の人の匂いを識別でき、他のワンちゃんの気持ちや健康状態を嗅ぎ分けることができるとされています。
飼い主さんの匂いを覚え、離れていてもその存在を察知することができます。
嗅ぎ取る能力は匂いの種類によって異なるようですが、鼻の粘膜にある嗅上皮の範囲が人よりもはるかに広く、人が約500万個の嗅覚受容体を持っているのに対して、ワンちゃんは約2億から3億個持っているとされており、微細な臭いも嗅ぎ分けることができます。
また、ワンちゃんの脳の中で匂いの情報を処理する部分「嗅球」(脳に嗅覚を処理する部分脳に嗅覚を処理する部分)が人の約40倍の大きさがあります。それによりワンちゃんの驚異的な嗅覚能力を支え、効率的に匂いを分析して何の匂いか、どの方向から来ているのかなど細かい違いを認識することができます。
嗅覚の能力物の場所、人の匂いを長期間覚えておく能力があり記憶や識別が可能です。
そのため、飼い主さんの匂いや、お散歩コースに残っている匂いを記憶していることが多く、
嗅球を使って、匂いを記憶に残すことで以前に嗅いだことのある匂いを思い出し、状況や場所、人物を特定することができます。
また、ワンちゃんの嗅覚は、古くから様々な場面で活躍しています。
追跡:警察犬として行方不明者や犯人を追跡する捜索救助の際に優れた嗅覚を利用して
地面や空気中に残された微量な匂いを頼りに、特定の人物を探し出すことが可能です。
探知: 警察や軍で活躍するワンちゃんは、匂いを通じて爆発物や麻薬を発見する能力があります。
特定の化学物質の匂いに訓練されているため微量の違和感も感知できます。
感知: 病気の早期発見にも貢献しています。がんや糖尿病、てんかんの発作の兆候など、
人の体から発せられるわずかな変化を嗅ぎ取ることもできます。
触覚
ワンちゃんの触覚は、周囲の環境を理解し、外界と相互作用するために欠かせないものです。
ワンちゃんは体全体で触覚を感じることができ、周囲の環境や他の動物・人とのコミュニケーションをとります。
皮膚感覚
ワンちゃんの顔、鼻の周り、目の上、口元には長いヒゲが生えています。
このヒゲは、周囲の物に接触すると、わずかな変化でも感知できるほど敏感です。
ヒゲを使って物との距離感や方向、また、空気の流れを感じ取ることができ、狭い場所を通る際、暗闇での移動など周囲にある物や人の動き、風の強さなどを把握することができます。
ワンちゃんの皮膚は全身に神経が張り巡らされており、触覚に敏感です。
背中と腹部
触られるとすぐに反応します。ワンちゃんにとっては撫でられることが好きで、安心感を得ることができますが、敏感な部分に触れられると不快感を感じることもあります。
また、腹部などの被毛が薄い部分は温度を敏感に感じ取ることができ、暑さや寒さにも反応します
肉球
ワンちゃんの肉球は、地面の質感、温度、振動を感じ取るのに役立っています。
肉球を通じて温度の変化を感じる能力があります。
地面の状態を知ることができ、熱い地面や冷たい地面に反応します。
ワンちゃんから見た飼い主さん
ワンちゃんは、群れで行動する本能が強い為、飼い主さんはリーダーであり家族の一員と見なし安心感や幸福感を感じ、信頼関係に基づいて自分の役割を理解しています。
常に飼い主さんの動きに注目し、表情、目の動き、体の動きから感情を観察しています。
飼い主さんがワンちゃんの傍に居ることで安全で安心だと感じています。
恐怖や不安を感じたとき、自然と飼い主さんのもとへ戻っていませんか?
飼い主さんがリーダーであることで、ワンちゃんはその指示に従い飼い主さんの姿を見ただけで尾を振ったりして喜びの表情を見せたりします。
また、感情に敏感であり、飼い主が悲しんでいたり、ストレスを感じているとそれを察知し、寄り添うことがあります。逆に、飼い主さんが喜んでいるときには、一緒に喜びの行動を取ることもあります。
日々のスキンシップやトレーニングを通してで絆を共有しましょう。

ネコちゃんから見た世界
ネコちゃんは夜行性の動物で、暗闇での視力が非常に優れています。
目には光を集めるための特別な細胞があり薄暗い中でも活動することが可能です。
狩猟動物として進化してきた視覚を持っているところが特徴的です。
人よりも6倍ほど暗い環境でも物を見ることができますが、色覚は限られていますが、視野は広く視界が非常に敏感です。

視覚
ネコちゃんの視野は広く、約200度以上をカバーしているとされています。ネコちゃんは非常に少ない光でも物を見ることができ、夜間に活動するのに適しています。
目にはタペタムと呼ばれる反射膜があり、光を目の中に反射させることで、暗闇でも視力を強化します。
これによって人の6倍以上の暗さでも視覚を保つことができるとされています。
夜行性の動物として進化してきたため、昼間よりも夜間の方が視覚が鋭くなります。
少ない光を最大限に活用して夜の狩りにも適しています。
視力
ネコちゃんの視力は、特に近距離のものに対して優れていますが、遠くの物はあまりはっきりと見えません。はっきりと見ることができる距離は、2~6メートル程度と言われ、それ以上離れたものはぼやけて見えることが多いようです。動きには敏感なので、遠くの物でも動きがあればそれを捉えることができます。
また、視力は人間の約1/10と言われており、詳細を見分ける能力は人間ほど発達していません。
ですが、視覚は形や動きに焦点が合っているため、狩りに必要な情報を十分に得られるようになっています。

色覚
人とは異なり、二色覚と呼ばれる仕組みを持っています。
これは、人ほど多くの色を認識できないことを意味しています。
人の網膜には、錐体細胞と呼ばれる色を感じる細胞が3種類(赤・青・緑)あります。これにより三色覚で色を認識していますが、ネコちゃんの網膜には青と緑に敏感な2種類の錐体細胞しかないため、二色覚に基づいた色覚を持ちます。主に青系統と緑系統の色を識別することができますが、色の違いには敏感です。
見えにくい色は赤、オレンジ、ピンク。ネコちゃんにはほとんど見えないとされています。
これらの色は、灰色や茶色のように見えるとされています。
青いおもちゃ、物は猫にとって目立つ存在になるかもしれません。

嗅覚
ネコちゃんの嗅覚は非常に発達しており、人に比べて数倍優れた能力を持っています。
鼻腔には、嗅覚受容体と呼ばれる細胞が薬2億個あり、微量な匂いを感知することができます。
ネコちゃんは嗅覚を使って、食べ物の鮮度や安全性を判断します。
食事を選ぶ際には、視覚よりも嗅覚に頼るとされ、食欲や食べ物の好みは匂いに大きく影響されています。
また、匂いを使って自分の縄張りをマーキングし、自分の存在を知らせたり、
他のネコちゃんに対して領域を主張したりもします。
鋤鼻器(ヤコブソン器官)と呼ばれる嗅覚器官を持っており、他の動物の性別や状態、繁殖可能かどうかなどを判断できます。
獲物を探す
野生のネコちゃんは、嗅覚を使って獲物を探し、その存在を確認します。
狩りの時、視覚や聴覚だけでなく、嗅覚も重要な情報源となっています。

安全な場所の確認
嗅覚を使って自分が安心できる場所や、危険が潜んでいないかを判断します。
新しい場所や物に対して慎重になる理由の一つは、匂いを通じて安全かどうかを確認するためです。
触覚
ネコちゃん同士が顔を擦り合わせる行為は、社会的な絆を深めるための行動です。
相手の存在を感じ取るために触覚が利用されます。
また、飼い主に体を擦りつけるのも、触覚を通じて安心感を得るためです。
ネコちゃんのヒゲや皮膚は、感覚が大きな役割を果たしています。
ヒゲは周囲の環境を把握したりバランスを取ったりするためで、狭い場所を通る時や暗闇での行動に役立っています。
ヒゲは顔の両側や口の上、目の周り、前脚の裏側などにあります。
これらのヒゲはただの毛ではなく、感覚毛として重要な役割を果たしています。
猫同士が顔を擦り合わせる行為は、社会的な絆を深めるための行動であり、相手の存在を感じ取るために触覚が利用されます。また、飼い主に体を擦りつけるのも、触覚を通じて安心感を得るためです。
ヒゲの機能
敏感な感覚器官で、周囲の環境からの微細な変化を感じ取ることができます。
風の動きや障害物の位置、獲物の動きなどを感じることができるため、暗い場所や視界の悪い状況で役立ちます。
長さとバランス
ヒゲの長さは、体の幅とほぼ同じとされています。
これにより、狭い場所を通る際、自分がその空間に入れるかどうかをヒゲで確認できます。
また、ヒゲはバランス感覚にも関与していて、ジャンプや素早い動きの際に重要な情報を提供します。
ヒゲはセンサー
ヒゲの根元には多くの神経が集まっており、非常に敏感です。ヒゲに触れられると敏感に反応します。
単なる装飾ではなく、周囲の状況を把握するための「センサー」として機能しています。
皮膚
感覚器官として非常に敏感で背中やお腹、足先などは外部からの刺激に対して敏感に反応します。
感覚神経
ネコちゃんの皮膚には多くの感覚神経があり、触れられることや圧力、振動などを感じることができます。
猫は自分の体に触れるものに対して素早く反応し、特に背中やしっぽなどの敏感な部分に触れられると敏感に反応することが多いです。
振動覚
地面の振動や空気の動きなどを皮膚を通じて感じ取ります。
これは、獲物が近づいてきたときや、周囲の危険を察知するために役立っています。
床を歩く足音や、風の動きに敏感に反応することができます。
肉球
足裏にも多くの感覚受容体があります。
地面の状態や温度を感じ取ることができます。
足裏の感覚は、猫狩りをする際や高い場所を歩く際のバランス感覚に重要となっています。
肉球は柔らかくて敏感で、地面に触れることでその表面が滑りやすいか、ざらざらしているかを感じ取ります。これにより素早く行動を調整して音を立てずに静かに移動することができます。
ネコちゃんから見た飼い主さん
ネコちゃんは、飼い主さんに対して独特な方法で愛情や信頼を示します。
ワンちゃんと異なり、控えめで自立心が強い性格を持っていますが、
それでも飼い主に対する深い絆を築くことができます。
ネコちゃんは独特な方法で飼い主さんに愛情表現をします。

ゴロゴロと喉を鳴らす
リラックスしている時や、飼い主さんと一緒にいるときにゴロゴロと音を立てることがあります。
これは、満足感や安心感、愛情の表れです。
頭や体を擦りつける
飼い主さんに顔や体をこすりつける行動は、「信頼している」「大切に思っている」ことを示しています。
これはフェロモンを使って飼い主を自分のテリトリーの一部として認識させるための行動でもあります。
「プレゼント」を持ってくる
野生の猫は、仲間や家族に獲物を持ち帰ることがあります。
同様に、飼い猫ちゃんも飼い主さんに「おもちゃ」や、「小動物」を持ってきてプレゼントすることがあります。これは、飼い主さんを信頼している証拠です。
お腹を見せる
お腹を見せる行為は、非常に信頼している証拠です。
お腹は最も脆弱な部分なので、完全に安心しているときにしか見せません。
飼い主さんに対してお腹を見せることは、深い信頼と愛情の表れです。
ネコちゃんは、視覚の色覚範囲は狭いですが、飼い主さんの表情やジェスチャーをある程度理解することができます。
聴覚が鋭く、飼い主さんの声や足音で誰が近づいているのかを特定できます。
飼い主さんや他の家族の匂いを覚え、これを基に安心感を得たり、親しみを感じたりします。
飼い主さんが帰った時には、すぐに近寄ってくることがあるのは、匂いで「家族が帰ってきた」と認識しているからです。
飼い主に対して強い絆を感じている証拠ですね。

ワンちゃん、ネコちゃんは、どちらも飼い主に対して深い愛情と信頼を持っています。
その表現方法に違いがありますが、飼い主さんを「リーダー」や「保護者」「仲間」や「親」のように感じています。自立心を保ちながら愛情を持って接します。
それぞれの持つ独特な愛情表現を理解することで、飼い主とペットとの絆をより深めることができるでしょうね。

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