久しぶりに皆さまお立会いでの、祥月月忌法要が開催されました。
　
新型コロナウイルス感染予防として、
　
・自動消毒剤噴射機の設置
・サーモグラフィーカメラによる検温
　
上記を実施し、皆様に安心してお立会いしていただける様に対策を行いました。
　

　
　
⇓　こんな法話をいただきました　⇓
　
　
みなさまお久しぶりでございます。
みなさんの愛したわんちゃん、ねこちゃん、小動物は懇ろに供養しておりますので、
どうぞその辺はご安心して頂ければと思います。
　
見ての通り、霊前供養は参拝者を受け入れて行われております。
十分に感染防止の為に処置を取りながらも、霊前供養をこれからも行っていこうと思っておりますので、
どうぞみなさんよろしくお願い致します。
　
さて、新型コロナウイルス生活、三カ月間ずっと続いておりますが、徐々徐々に平日に戻りつつあります。
しかしですね、世界のいろんな箇所で感染が広がったり、
第二波がこれから来るという事で自由充実な生活がまだまだ不自由にしているかと思われます。
　
まず、国が挙げております、「 三密を避けて、感染を予防する 」という事ですが、
“密閉”・“密集”・“密接”この『 三密 』を避けながら生活を送っていく、ということ。
　
実はですね、仏教の中にも《 密教 》と呼ばれる教えがございます。
この密教の教えには同じ字で『 三密 』という手法を取り入れております。
　
密教の 三密 は『 身・口・意（しん・く・い） 』と言われておりまして、
　
・身密（しんみつ）　手で印を結び仏さまを表しています。
・口密（くみつ）　　真言・経典を声に出して唱えてること。
・意密（いみつ）　　仏さまを心で感じること。迎え入れること。
　
この手法をもって、印を結び仏さまと一体となり、みなさんのわんちゃん、ねこちゃん、小動物たちの霊前供養を行っております。
この密教の三密を使って、みなさまの生活にも取り入れる事が出来ます。
　
『 身密 』　は体ですね。
自分の体を大事にしましょう、自分の行動に責任を持ちましょう、いうこと。
　
『 口密 』　は口ですので、言動に気を付けなさい、ということです。　
　
『 意密 』　は心を表しているので、自分の心を見つめ直して、穏やかになる、ということです。
　
＜　三密を取り入れた例：新型コロナウイルスの感染　＞
・自分の行動が人々の感染に影響を与えるか考え、自分の体を大事にしましょう。
・新型コロナウイルスに従事しております医療従事者の方々に心無い言葉、罵声を浴びせるなどそのような言葉ではなく、人を思いやるということ。
人の悪口や批判を言葉に出すのではなく、人に感謝の気持ち・「ありがとう」という言葉を表しましょう。
そして、自分の言動を見直し、行動しましょう。
　
感染を防ぐ為の“ 密閉・密集・密接 ”とですね、『 身密・口密・意密 』の
この2つの《 三密 》を生活に取り入れて頂いて新型コロナウイルスの感染予防と、
穏やかな良い生活になるのではないかなと思っております。
　
　
《次回の法要の日程をお確かめください》
　
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