大安寺動物霊苑にて祥月月忌法要が行われました。
　

　
　
新型コロナウイルス感染予防として
　
・受付での手指の消毒
　

　
・サーモグラフィーカメラによる検温
　

　
・スタッフのフェイスシールド着用
　

　
を実施させていただき、皆様に安心してお立会いいただけるように対策をさせていただきました。
来月のお祥月も皆様のお越しをお待ちしております。
　
YouTubeにて祥月の様子を動画にて掲載しておりますのでご覧ください
　
《次回の法要の日程をお確かめください》
　
⇓　こんな法話をいただきました　⇓
　
暑さ・寒さは彼岸までとよく申しますが、
今年は違いましたね・・・
茹だる様な暑さといつまで続くのか思っていたら
一瞬にして朝夕は涼しい風を感じるようになりました。
今日はお寺は寒いぐらいでありまして、
お寺の中は山風が下りてくるので大変涼しく感じております。
その中で中秋の名月今年は１０月１日と言われていますが、
　
おごるなよ
月の丸さも
ただ一夜
　
有名な古歌があります。
　
”驕るなよ。月のこの真ん丸も一夜で終わるのだ。”
　
つまり、我々の心をうたっているわけです。
どうしても私達は日々【あたりまえ】という中に
日々生活を捉えていきがちですが、
よくよく考えてみたら今年１年振り返ってみますと
このマスクを夏終るまでつけているとは思いませんでした。
　
もうその時期には終息しているのではないか？
　
そう思っていましたが、
これはずっと付き合っていくウイルスなのですね・・・
　
皆さん日々の生活の中で、
当たり前だったものが当たり前でない経験の中で
改めて自分がどう生きていくのかを自然と学んでいるわけです。
　
誰かに教えてもらうのではなく、ちゃんと自分の中で工夫して
今日一日を向き合って生きている自分がいる。
でも我々はどうしても、
外のことばかりに目を向けがちです。
　
改めてこういったお彼岸。
朝から皆さんお参りに行ってくださっています。
こうやって皆さん家族動物の縁を通じて
改めて今日の私はどう生きていこうかと向き会える時間を
家族動物からもらっているのです。
　
ならばその『縁}をただ過ごしていくのではなく・・・
当りまえではないのです。
こういう、日々移り変わる中にいるからこそ
　
もう一度自分とはどういったものであるか？
どういう生き方をすればいいのだろうか？
　
という事を考える時間は人生の中で２度、３度必要なわけであります。
　
祈るという事は、そういった驕るという自分と向き合う
そんなご縁を頂いているのかもしれません。
　
そう思いますと当たり前というものが
ちょっと違う観点で見えてくるのではないかな？っと思います。
　
例えば、当たり前と言える幸せに気付いていけるのではないかと思うのです。
コロナウイルスやまだまだいろんなことが我々の時代ですが、
生きている限り、その心がある限り
我々は自分の工夫次第でどんな一日でも過ごしていくことができます。
　
自分が変われば世界は変わっていきます。
環境に惑わされず、今自分の心をしっかりと
使っていくことを心掛けていただきたいなと・・・
　
そう念じて、９月の法話とさせていただたいと思います。
今日はみなさんお忙しい中お参り頂きましてありがとうございました。
また、１０月お待ちしておりますのでよろしくお願い致します。
お気をつけてお帰り下さいませ。
　　
　
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