新型コロナウイルス対策と致しまして
・入口の常時開放
・外観音前でのお焼香台設置
・消毒液自動噴射機の設置
・非接触型体温計による検温
・スタッフのフェイスシールド装着
を徹底させていただき、皆様に安心してお参り頂けるように致しました。
来月のお祥月も皆様のお越しをお待ちしております。
Youtubeにて祥月の様子を動画にて掲載しておりますのでご覧ください
⇓ こんな法話をいただきました ⇓
先日、私の父がお寺の昔田んぼをしていたところに分けてもらった菖蒲を植えました。
田んぼですから沼地という感じなのです。
そこにカエルがたくさんいるのです。
3,4種類ぐらいカエルがいまして
「ゲコゲコゲコゲコ」
と鳴いているのです。
天然記念物の”モリアオガエル”もいるのです。
もう卵が産まれていまして・・・
カエルの姿が見えるなと思っていて土を掘っていたのです。
鍬を刺したところではなくて、
起こした時に冬眠しているカエルの穴の半分を崩してしまって・・・
「危なかった!」
と思ってですね・・・
「ごめんごめんごめん!起こしてごめんね」
と言ったら、瞼を半分開けて
「何しとるんや?」
という顔で私を見ているのです。
「ごめんね。もうちょい寝てようか」
と言ったのですけれども・・・
そんな夢見心地のカエルのお話でございます。
我々禅宗では『 夢 』という言葉を大事にしています。
みなさん『 夢 』というとどんなイメージがありますか?
いろんなニュアンスを含めていますよね?
『 夢 』というとみなさん
まずは寝ているときに見る『 夢 』
色んな物事を見ると思います。
正夢(まさゆめ)であったり色々というと思いますが・・・
他には何でしょう?
成りたいもの。
そういった『 夢 』を持っていますか?
目標を持っていますか?の『 夢 』もありますよね?
あとは、” 幻 ”という意味もあります。
不確実なモノ。
我々禅宗の『 夢 』というものはどういう風に捉えるかといいますと・・・
自分の《 我 (が) 》で振り回されている
その目から覚めよということで
『 夢 』から覚めよとよく言うのです。
我々の寝ているときに見る『 夢 』と一緒で
生きている現実も自分の都合の心で
喜怒哀楽に振り回されている自分から目覚めてもう一度地に足をつけて歩め。
だからよく
「 夢から覚めよ。
悟るとは何か
夢から覚めることだ。 」
という風にいう訳であります。
ですから私も修行道場にいる時は導師によく言われました。
「目をしっかりと擦って
真実を見る眼(まなこ)を養え」
そういわれてもなかなか難しいわけであります。
けれど、カエルさんを見た時に
1年自分の使命を全うして
春になったらちゃんと起きて
また自分の命を全うしているのです。
こういうカエルに負けじと
自分も夢から覚めて
今という時を生きていかなければならないなと思う訳であります。
では、我々は『 夢 』から覚めるというのはどういうことか?
何が大事かといいますと、
やはりまずは
【 過去 】【 現在 】【 未来 】
この3つがあります。
変えるならどこを変えられると思いますか?
【 過去 】は過ぎ去りし事なので変えられません。
【 未来 】は変えられます。
しかし、理由があります。
なぜでしょうか?
そうなると悩んでしまいますよね。
まだ来ぬ明日というものを不安に思うことではないです。
もし【 未来 】を変えるのならば
【 現在( 今 ) 】を変えなければいけません。
つまり、【 過去 】【 未来 】に捕らわれるということは『 夢 』に囚われるということなのです。
ですから” 禅 ”というものは
「 夢から覚めよ。
今、ここをしっかりと見つめて
見誤るなよ
今為すべき事を
ちゃんと努めていかなければならないぞ 」
と説(と)いているのです。
ですからまず、自分の都合の
< 良い・悪い >
< 好き・嫌い >
の物差しを捨てる。
そして、【 現在 】という今を
しっかりと見誤らずに自分の為すべき事を務めていく。
これがまず私達の大事な一歩目ではないでしょうか?
そして、安心していただきたいのは
今日ここに手を合わせに来てくださっているということは本当に大事なことです。
もっと言うとできない事です。
皆さんがここで手を合わせているということです。
「毎月あるし、来月に行こう」
とならずにちゃんとここに足を運んでこられた。
そして、手を合わせておられる。
その心を忘れずに、
しっかりと夢から覚めて
地に足をつけて今日から一歩一歩しっかりと歩んでいきたいな。
今日はそんな夢から覚めたお話でございました。
カエルさんもう今日ぐらいには出てきているのではないだろうか?と思うのですが・・・
「ゲコゲコ」元気に鳴いているのではないかと思います。
そんなカエルに会いに大安禅寺に遊びに来ていただければと思います。
今日はみなさん長々と御清聴ありがとうございました。
お客様の声
白山市M様 / 南越前町S様
《次回の法要の日程をお確かめください》
当社は北陸地域の金沢市、小松市、福井市、鯖江市の計8ケ所に店舗があり 石川は加賀・福井は敦賀と全域で、
ペット犬、猫、及び他動物の葬儀、火葬、納骨、動物霊園運営を行っております
葬儀式場(セレモニー)や火葬場、動物霊園の事前見学やご相談など致しておりますので、ご気軽にご相談ください
ペット愛葬社
石川県金沢市古府西1-1 西部緑地動物霊苑 076-267-7788
石川県金沢市寺町5-6-10 金沢寺町動物霊苑 076-241-1055
石川県小松市長崎町4-118 小松ペット霊園 0761-24-1059
石川県金沢市高坂町ホ-13-1 セレモニープラザ森本(火葬場) 076-257-6732
福井県福井市堂島町110番地 福井動物霊苑 0776-54-5073
福井県福井市田ノ谷町21-4 大安寺動物霊苑 0776-59-1760
福井県鯖江市新横江1-816 サンドーム北動物霊苑 0778-54-0005
福井県あわら市権世 セレモニープラザ(火葬場) 0776-74-11823
インフォメーション
4月11日 サンドーム北動物霊苑にて祥月月忌法要が行われました
24時間・葬儀火葬受付
ペット火葬・葬儀の依頼はこちら
石川県0120-22-1059
福井県0120-55-1059