晴天の良き日に多くの方にご参列頂きました。
　

　
新型コロナウイルス感染予防として
　
・受付での手指の消毒
・入口の常時開放
・納骨堂外でのお焼香
・スタッフのフェイスシールド着用
　
を実施させていただき、皆様に安心してお立会い頂けるように対策をさせていただきました。
　
来月のお祥月も皆様のお越しをお待ちしております。
　
また、YouTubeにて法話の様子も公開しておりますのでご覧ください。
　
　
⇓　こんな法話を頂きました　⇓
　

　
本当に昨日の雨、
今日の朝の雨と打って変わって
本当にありがたいですね。
　
うちのお寺も盂蘭盆（うらぼんえ）の
ご法要があたのですが、
本当に晴れて来まして
有難いことでありますが
今もなお、中国地方のお寺さんは
止む気配がないということで
心配で電話をしたのですが
全然止まないということで
どんどん増水する一方だという事でした。
　
うちのお寺も２９日にひどい状況に
なっていたわけですが・・・
今は全国的に雨の被害というモノが
我々みんな人命第一で
気を付けなければならないなぁ
と思うわけであります。
　
こういう中で今日一日
こういう天気の下で
お参りが出来るということは
有難い事なんだと改めて感じました。
　
我々はうら盆と言いますけれども
皆さんはお盆ですね。
お墓参りに行かれた方はいらっしゃいますか？
　
皆さんご存じのとおり、
車が坂道をどんどん上ってきています。
　
朝４時,５時から車の音がしていたので
皆さんもうお墓参りに上がられていました。

そういうお盆に対して
大勢の方が祈りを捧げて下さる
ということがどんな時代になても
変わらないということが
まず「有難いな。」
　
そして、今日ここに来て感動するのは
一杯お供え物が置いてありますね。
これがお盆なのですよ。
　
お盆という字はどのように書きますか？
　
”　皿　”　を　”　分ける　”
　
と書きます。
実はこれは本位の意味とは違いますが、
うちの父親・住職が
私が小さい頃から
お盆の法話で言っていたのは
　
「お盆というのは
皿を分けると書くのだ」
　
いつも自分の皿にばかり
盛り付けているものを食べているが
この日ばかりはやはり皿を分けて
自分よりも多く盛って
お供えしなければならない。
　
つまり、心配りの日なのだと
そういう風に話しをしていたのを覚えています。
今思うと本当にそうだなと思います。
皆さんが霊前にお供え物をされて
手を合わせていく。
　
自分御抜きに誰かの為に心を寄せていく。
心配りをしていく。
そういう一日を一年の中に一度でも
持つといいますと、
やはりこのお盆が
最適なのではないかと思います。
　
まさに今日ここへ来られている皆さんは
大変な中でお参りに来て下さっている訳であります。
ぜひ心を配って、
大事なのは今ここで
お参りしている自分が改めてどう生きていこうか？
もう一度見つめなおす時間
　
それが供養の一番大切なところです。
これを忘れずにぜひ、お盆の供養を
共に過ごして頂きたいなと思います。
　
今日は本当に大勢の方が
お参り下さいまして
有難うございました。
　
お気をつけてお帰り下さい。

《次回の法要の日程をお確かめください》
　
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