沢山の方にご参加いただきました。
　

　

　　
　
祥月月忌法要では多くの方にご参列頂きますので、
新型コロナウイルス対策と致しまして・・・
　

　
・出入口の常時開放
・納骨堂外でのお焼香台設置
・消毒液設置
　
上記を実施させて頂き、
皆様に安心してお参り頂けるように致しました。
　　　

　

　
　
　　　
　
来月の法要も皆様のお越しをお待ちしております。
　
YouTubeにて法話の様子も公開しておりますのでご覧ください。
　
⇓　こんな法話をいただきました　⇓
　

　　　
はい、皆さん改めましてこんにちは
本日は朝からゲリラ豪雨といいますかね
とても強い雨が降っておりました
今皆様少し止んでおりますけれども
　
そんな中で今日本当に大勢の方が
御参拝頂きましたこと心よりまずは御礼申し上げます
ありがとうございます
　
こういった世の中になってまいりまして
中々こういった供養という物もですね
果たす前であったり
色々ありますけれども
あまりこういう言葉で表現したくないのですが
　
希薄になっているって言いましょうかね
　
例えば
墓じまいとなりますと
こう言った自分のお墓を維持管理していく
費用を考えてとか
または家族のね
事情という物があって致し方ないところが
あるんですけれども
ただそういう相談を受けながら
１つちゃんと感じることは
ちゃんと見送ってあげたい
供養をしてあげたい
こういう気持ちはですね
いつの時代になっても変わらないんです
　　
ならば供養という物をどうしていいか分からない
ということでやはり
そういったことに
不安を皆さんに与えてしまっている責任というのは
我々お坊さん自身あるんだろうなと
深く反省する今毎日であります
　
まあ、そういった中で
今日こうやって皆さんが
大勢の方が来てくださるという事はですね
本当にひとつ嬉しい限りな訳でありますね
　
私達お坊さんというのは
よく職業というようなことではなく
生き方という風に
師匠に教えてもらう訳でありますけれども
お寺を守っていますとね
色んな気づき
人生という中での大事なことを教えてもらうことが
人からもそうですし
もう一つは自然から頂くことが沢山あるわけであります
　
うちのお寺皆さん来たことございますか
来たことありますよって方
結構いますね
行った事ないって方
どこをほっつき歩いたんですか皆さん
ぜひ、うちのお寺遊びに来て頂きたいと思いますが
　
あのう、山の中にあるんですよ
山の中に入りましてね
ここから車で２０分ほどでございまして
一般的には田舎です
　　
一級河川のこの日野川と九頭竜川が合流する
地点で後ろに越前海岸をはいして山なり
その中腹にうちのお寺が
松平家で建てられた訳でありますけれども
　
まあ、山・川・田んぼって
田舎でありますが
我々禅宗のお坊さんからするとですね
田舎じゃないんですよ
　
言ってみたら
花鳥風月のデパートな訳なんですね
そして自然折々の花々が咲いて
四季という物を身近で感じれる場所であり
そして我々は禅の教えとして
しばしば自然から生き方という物を
学ぶのを凄く大事にする
　
ですから我々お坊さんからすると
自然の説法を独り占めできる場所でもあるんですね
　
そういった中で
我々コロナウイルスであったり
世情という物の影響で生活が一変しておりますけれども
自然の中に居ますと
嗚呼ちょっと待てよ
考えさせられるちょっとヒントを
頂けるです
　
うちのお寺では６月
バラの花・菖蒲・アジサイという物が
きれいに咲きそろう時期ですけれども
　
今年は長生きでした
しつこいと言いましょうか
雪がずっとね
ちょこちょこちょこと
振っておりましたのでね
中々溶けなかったんですよね
山の上ですし　
　
そうしますとやはり
自然という花々に影響が出てきまして
菖蒲の生育もあんまり良くなかった
ですからこれはまずいなと思いまして
水の流れを変えたり接ぎ木をしまして
育ててたわけでありますけれども
中々育たなかったんですよね
　
ただ５月の中旬頃になりましたら
ようやく蕾がこうやって上がってくるものが
出てきまして
良かったなあと思ってたんですが
例年より背が低いなあ
と思ってました　

そういう中で
ちょうかをあげて原価をあげて
そして花菖蒲を見た時に
いつもだったらこのくらい高いんですけれども
低い菖蒲が蕾をね
しっかり膨らまして今にも咲かんとしている
のが１個あったんですよ
それを見つけた時に
　
うわっ嬉しいなあ
と思ったんです
　
今まで手をかけてきまして
まあわが子このように手をかけてきましたけれども
それがまあ嬉しくて
じっと見てたら咲くかなって思ったんですが
そう簡単に咲きませんよね
　
１時間後くらいに忘れたころに
ぱあっと見たら咲いてたんですよ
もうその瞬間にはっとさせられたことが
あってどういうことかというと
　
我々は色んな外的要因に影響を受けて
今皆さん辛いですよね
物価高騰してるのもありますし
生活も苦しい部分もあるんですが　
　
この花は時が来れば無心に咲くんです
　
そしてもう一個
　
時が来れば無心に嘆かず散っていくんですね
　
自分は散るとか散らない
大きく咲こう小さく咲こう
ただ咲いてただ散っていくんですよ
もっと言えば
散るのを知っててくよくよ咲く花なんて
皆さん見たことありますか
　
嗚呼散るの嫌だ
　
って言いながら咲いていますか
ただただ自分の使命を全うしている
小さいだの大きいだの
そんなこと一個もない
ただただ自分の命をその場その場
瞬間で輝かせていくその菖蒲の花に
気づかされた
　
あ、何だ等身大のままで私も生きていけばいいんじゃないか
悩んで苦しむけれどもそういった中で
一生懸命生きて行けば
色んな人とのご縁そういった物に
私達も結ばれていくだろう
　
さあ、もう一度この花のように
外にばかり求めるのではなく
今自分に頂いているものを精一杯使って行こう
そういうふうに教えてもらった
一時がございました
　
皆さんそういう瞬間というものを
実は家族動物との間で
気付いていないだけで頂いてるんです
だからその証拠にちゃんと
こんな大変な中でも
お参りに足を向ける供養
奇縁というものになっている
　
嗚呼めんどくさいと思ったら
そこで終わり
でもそこを一歩足を踏み出して
来れている皆さんの心というのは
まさしくそんな気づきの一歩な訳なんですね
　
ぜひ、そういう供養
ただ手を合わせるだけじゃなく
さっ自分とはどう生きていくか
そういう奇縁を家族動物がくれているんだと
思っていただいて
ぜひ、自分の原動力に
していただけたらありがたいな
と思っております
　
今日は本当に大勢の方にお参り
頂きましてありがとうございました
また８月
お盆の時になっていきますが
よろしくお願いいたします
失礼します

　
≪お客様の声≫
　
金沢市Ｎ様

　
担当者のＫ様には大変良くしていただき
ありがとうございました
又、朝早くから連絡させてしまい早い対応を
してもらいありがとうございました

　
　
《次回の法要の日程をお確かめください》
　
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