実りの季節になってまいりましたがおうちのワンちゃんネコちゃんペットちゃんたちは元気にしていますでしょうか?
今回は皆様の癒しとなるワンちゃんネコちゃんやペットちゃん以外にもおうちの癒しとなる観葉植物についてご紹介したいと思います。
観葉植物は皆様の身近にありますか?
実は観葉植物にも毒性を持っていることがあり、その毒性が人には影響のないものだったりワンちゃんネコちゃんにはNGだったりという植物もあります。身近にあるからこそ知っておきたい観葉植物のこと。もし、現在おうちにあった場合でも、ワンちゃんネコちゃんがくちにすることのないよう置き場所に気を付けてあげることで観葉植物とも暮らしていけますよ。
○ポトス
空気清浄効果が高いので人気の観葉植物です。最近では100均でも見かける身近な観葉植物ですが、実は花や葉、根など全体に有毒な成分があり、葉や茎などから出る汁液に触れると人間でも皮膚がかぶれる可能性があります。
ワンちゃんネコちゃんがくちにするとまずくちの中に炎症が起こります。続いて発熱や嘔吐などの症状が現れます。
○ポインセチア
日本では11月から12月頃にお店などで飾られることが多い「クリスマスフラワー」で、花びらに見えるのは葉の一種です。原産国のメキシコでは「ノーチェ・ブエナ」、和名は「ショウジョウボク」とも呼ばれるそうです。全体に毒性が含まれていて葉の汁液に触れると人間も皮膚炎を起こしてしまう恐れがあります。
ワンちゃんネコちゃんが間違って食べてしまうとくち回りの炎症と吐き気や下痢の症状になります。
○アロエ
食用とされているアロエはキダチアロエやアロエベラという種類です。薬用やアロエジュース、ヨーグルトに入っていたりと身近な多肉植物です。人間にとっては無害ですがワンちゃんには有毒となります。ワンちゃんが食べてしまうと嘔吐や下痢、そして腎臓にも影響が出て血尿が出る場合があります。
○ユリ科
ワンちゃんネコちゃんが誤ってくちにしてしまうと腎機能に大きなダメージが出ます。毒性が強いのでワンちゃんネコちゃんが生活するスペースには絶対に置いてはいけません。カサブランカやテッポウユリなど有名なユリもありますが、チューリップもユリ科の植物ですので気をつけましょう。ユリ科の植物の全体の部分に中毒を起こす恐れがあります。特にネコちゃんは症状が重篤になる場合がありますので、ネコちゃんがいるご家庭へは持ち込まないようにしましょう。ユリの入っていた花瓶の水で中毒症状が出たという事例もあります。毒性のないユリ科の種類もあるようですが、念のためにユリ科の植物をおうちで楽しむのは避けたほうが良いでしょう。
○スパティフィラム
エコプラントとして親しまれている化学物質を除去してくれる作用があるサトイモ科の観葉植物です。水芭蕉を小さくしたような見た目が特徴です。
ワンちゃんネコちゃんが誤って食べてしまうと、くちの中の炎症と吐き気、気道の閉塞などの症状が出る場合があります。
〇アンスリウム
赤い花のように見えるのは実は葉の一種で「仏炎苞」と呼ばれる部分です。真ん中の細長いのが花だそうです。葉や茎に毒性があり汁液に触れると人間でもかぶれてしまいます。この観葉植物もサトイモ科です。
ワンちゃんネコちゃんがくちにしてしまうと、くちの中の炎症や嘔吐などの症状が起こる場合があります。
〇モンステラ
南国を思わせる葉の切れ込みが特徴的なモンステラ。下の葉にも光が届くために上の葉には切れ込みが入るそうです。この葉や茎には毒性の成分が含まれていて、人間でも汁液が皮膚につくとかぶれてしまうことがあります。こちらもサトイモ科の観葉植物です。
ワンちゃんネコちゃんもモンステラの汁液に触れると皮膚炎になることがありますので注意しましょう。
〇アイビー
ヘデラとも呼ばれる常緑のつる性植物で模様や葉の形などの種類が豊富で人気の観葉植物です。植物全体に有毒成分を含みます。特に根に含まれているイリジンという有毒成分は誤って食べると人間でも嘔吐や腹痛などの胃腸障害を起こす危険があります。また葉や茎から出る汁液でかぶれたりする場合もあります。
ワンちゃんネコちゃんが間違ってくちにしてしまうと嘔吐や下痢の症状が出る場合があります。
鳥さんにとって強い毒性のある観葉植物はこちらです。鳥さんは体が小さいので最悪の事態もありますので注意しましょう。
ポインセチア・・全体にアルカロイドという毒成分があります。
クリスマスローズ・・この植物全体に有毒成分が含まれています。心臓麻痺を起こしてしまうので要注意です。
アサガオ・・アサガオの種に毒があります。種を食べてしまうと命を落とすこともあります。
チョウセンアサガオ・・植物全体が猛毒です。絶対に近くに置いてはいけません。
スズラン・・全体に有毒成分を含んでいます。命にかかわるので置かないようにしましょう。
ヒガンバナ・・全体にアルカロイドという有毒物質がありますので綺麗な時期でも部屋には飾らない方が良いでしょう。
シキミ・・仏教と関わりの深いシキミですが葉や花、果実や種子に猛毒のアニサチンという成分を含んでいます。実や種子を食べてしまわないように注意しましょう。
人間にも猛毒の植物もあります。トリカブトなどは有名ですが身近な植物にも毒を含んでいるものもあります。例えばキョウチクトウは枝葉を燃やした時の煙も有毒な植物で、まっすぐに伸びた枝をバーベキューの串として使った為に毒成分が体に入り中毒を起こしたという事例もあります。これからの季節に咲く ヒガンバナにもアルカロイドという有毒成分があり特に球根部分は強い毒性があります。雑草として育ってしまっている植物で秋にブドウのような赤黒い実の房がなるヨウシュヤマゴボウにも有毒な成分が含まれていて、その実を食べてしまうと強い毒性で吐き気や下痢、場合によっては命を落とすこともあるので注意です。
上記以外でも毒性を含む植物がありますので、まずは調べてみることが大切なペットちゃんを守ることになります。
万が一、ペットちゃんが危険な観葉植物をくちにしてしまった場合は、すぐに動物病院へ連絡をして向かいましょう。いつくちにしてしまったのか、観葉植物の名前と、くちにしてしまった部分と量を先生に伝えてください。有毒成分によっては吐かせたほうが良いものと悪いものがあるので自己判断で応急処置をせず先生の指示を仰ぎましょう。
植物全てにペットちゃんに対して毒性があるわけではないので、ここからは毒性のない家庭で楽しめるおススメの観葉植物もご紹介いたします。
パキラ
中南米が原産の常緑で100均でも見かけるお馴染みの観葉植物です。和室にも洋室にも合うパキラは日陰にも強いので部屋の中でも育ちますが、日陰のまま育つとヒョロヒョロと細くなりますのでこまめに日光浴をさせてあげると大きく元気に育ちます。水やりが肝心で、土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。冬の間は少し乾燥気味にしてあげることで根腐れを防止できます。生育旺盛な観葉植物なので育ちすぎた場合は切り戻してあげることで形が整います。寒い時期を避けて剪定後は日光浴と肥料で次の新芽が出てきます。寒さには弱いので冬は暖かい場所で春を迎えましょう。
エバーフレッシュ
細い葉がたくさん集まっている見た目で、風に揺れる姿が涼しげな観葉植物です。ねむの木とよく似ていますがねむの木は落葉樹、エバーフレッシュは常緑と違いがある同じマメ科の植物です。夕方になるとゆっくり葉を閉じて眠り、朝が来るとまたゆっくりと葉が開きます。寒さに弱く、環境の変化に敏感です。風通しの良い明るい場所で育ててあげましょう。環境に馴染み条件が整うと丸いボンボリのような薄い黄色い花を咲かせます。花言葉は「歓喜」という言葉があります。花が終わると実をつける事もあり、その実からまた発芽して育てることも可能ですので是非挑戦してみましょう。他の植物よりたくさんの水を吸い上げるので水切れに注意ですが冬の時期は水やりを控えてじっと春を待ちましょう。
ユッカ
「青年の木」と別名で呼ばれることも多く、そちらの名前のほうが馴染みがあるかもしれません。しっかりとした幹に尖った葉が特徴のユッカは、風水的にも邪気を払うという効果があるそうです。乾燥に強く初心者でも育てやすい観葉植物として人気です。水はけの良い環境を好み、暑さに強いですが直射日光と寒さは苦手です。日光浴をする場合は直接日が当たらない場所でたくさんのお日様を浴びると元気に成長します。乾燥に強い植物で湿気を嫌いますので水やりは土の表面が乾いてからたっぷりと与えて根腐れを防ぎましょう。葉裏にハダニが付きやすいので葉水も定期的に行うことで元気なユッカがすくすくと成長します。
シュロチク
ヤシ科の植物で別名は「緑の宝石」の名前を持つこの観葉植物は深緑でツヤツヤの細い葉が特徴です。耐陰性があり丈夫で育てやすいので人気の観葉植物です。原産は中国南部で高温多湿には弱いです。夏の猛暑で30度を超えるような日は涼しい場所に移動してあげましょう。一方、冬の寒さには比較的強いので、氷が張るような寒冷地でなければ外での冬越しも可能な場合もあります。シュロチクの花は滅多に咲くことがなく、見られたら幸運だといわれていますが、実はこれ以上成長できない環境になった時に子孫を残すために花を咲かせるとも言われているので、もし花が咲いたらその場所の環境がシュロチクに適していない場合がありますので、植え替えや剪定が必要かもしれません。花言葉は「向上心」や「思慮深い」という言葉がありお祝いの贈り物としても選ばれている観葉植物です。直射日光を避けて水切れに注意しながら育てましょう。
アレカヤシ
南国を想わせるヤシの葉が特徴的なアレカヤシは「元気」と「勝利」の花言葉を持っています。原産国はマダガスカルやアフリカなので暑さには強く寒さには弱いですが水やりのコツさえ把握できれば初心者でも枯らすことなく育てることが出来ます。耐陰性があるので直射日光には当てず、明るい場所で防虫の為に葉水を定期的にして乾燥を防いであげましょう。冬以外は土の表面が乾いたタイミングでたっぷりと水やりをして、冬の休眠期には土の表面が乾いて2~3日後に水やりをすると冬を乗り切ることが出来ます。2~3年ごとに一回り大きな鉢に植え替える事で大きなアレカヤシに育ちます。
サンスベリア
まっすぐに伸びるしま模様の葉がトラのしっぽに見えるという別名「虎の尾」というこの観葉植物は「永久」「不滅」「開運」など縁起の良い花言葉を持っています。空気清浄効果の高い植物で人気があります。花言葉があるということは花が咲くということで、サンスベリアは甘い香りの白い小さな花が咲くそうですが滅多に咲くことがなく、咲かせるためにはたくさんの条件が揃わなければ咲かないそうです。見られたら確かに運が良い花ですね。種類もたくさんあり、葉の細長い種類や横に模様が入る種類もあるそうです。耐陰性がありますが、日光浴も必要です。柔らかい光が当たる場所に置いてあげると葉の光沢がキレイに出ます。葉に水分を貯めておける性質があるので水を与えすぎると枯れてしまいます。成長期は土がしっかりと乾いてからたっぷりの水を、その時期以外は月に一度の水やりでも枯れる事はないそうです。
ガジュマル
沖縄では「精霊が宿る」といわれている縁起の良い植物で、精霊は「キジムナー」と呼ばれる子供のような姿をしているそうです。キジムナーがガジュマルに住み着くと繁栄をするとの言い伝えがあるほどの縁起の良さで人気のある観葉植物です。ぷっくりと膨らんだ根元が特徴的なガジュマルは成長すると幹から気根と呼ばれる根を出し、その気根が土の中へどんどん伸びて木を支えます。日に当たるのを好みますのでたっぷりの日光浴をさせてあげましょう。寒さには弱いので5度以下にならない環境で育てましょう。水やりはたっぷりと土が乾いてから与えてあげましょう。成長がとても早い植物で、沖縄で自生している大きいものだと20m以上にもなる樹木です。切り戻しをすることで自分の好みの形に育てていくことが出来るのでゆっくりじっくり楽しみましょう。
このようにペットちゃんがいるご家庭でも楽しめる観葉植物もたくさんありますので、インテリアとして観葉植物をお迎えする方の参考にしていただければと思います。
皆様にたくさんの癒しが訪れますように。
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