たくさんの方々が御参列されました。

　　
コロナ対策と致しまして
・出入口の常時開放
・消毒液設置

　　　
・納骨堂外でのお焼香台設置
　　　　　　を徹底させていただき

　　
又、熱中症対策として日よけ対策、飲料水の提供などを行い

　　　
皆様に安心してお参り頂けるように致しました。

　 　　　
来月のお祥月も皆様のお越しをお待ちしております。

　　　
Youtubeにて祥月の様子を動画にて掲載しておりますのでご覧ください。
　 　

⇓　こんな法話をいただきました　⇓
　　
はい、みなさま改めましてこんにちは
本日も大勢の方がお忙しい中、
この法要に御参拝いただきましたこと
心より感謝申し上げます。
ありがとうございます。
　　　
6月７月のね、まだ梅雨が明けていない
わけでありますが、みなさんいかがでしょうか。
梅雨は好きですか？嫌いですか？
ジメジメしましてね。
　　　
この暑さがより一層肌に纏わりつく
というような感じで我々の都合で考えれば
ちょっとね余り好ましくない
そういう季節に思う方も多いかもしれません。
　　　
ただ、お寺の山々の草木を見ておりますと
そうでは無いんですね。
日々日々に降るこの雨というものを纏い
この季節にしか咲かない花々が
一層綺麗に艶やかにですね咲き誇っていく

今ちょうど、うちのお寺では
うちのお寺はこの福井藩松平家の菩提所なんですけれども
300年前にこのお殿様がうちのお寺に寄進して下さった。
古代蓮という白い綺麗な蓮があるんですね。
これが今も尚、うちのお寺で毎年花を咲かせてくれています。
　　　
ちょっと一旦、衰退してしまったんですが
それをですね私もなんとならんかなと思って
今うちの玄関の引っ越しした方の玄関の前の池に植えました。
ものすごく増えましてね。
今ほんと綺麗に真っ盛りで咲いております。
　　　
そう感じますと、草木からするとこの雨は
まぁ、恵みのものでございましてね
我々からすると嫌な季節かもしれませんが
ひとつ視点を変えるだけで
我々の心というものも、また違った世界が
広がっていくのかもしれません。
　　　
そこでみなさん質問です。
こういう四字熟語知ってますか？
　　　
「蛙鳴蝉噪」（アメイセンソウ）
　　　
という言葉知っていますか？
どういう漢字書くか分かりますか？
存じ上げない？
　　　
2時間待ってますからちょっと調べて。
このアメイとは蛙が鳴くって書くんですね。
センソウは、じゃぁ分かりますか？
蛙が鳴いて蝉が噪く（わめく）って書くんですね。
　　　
ワメクは喧噪（ケンソウ）の世界の噪（ソウ）ね。
蛙が鳴いて蝉が噪くこう書いて
　　　
『蛙鳴蝉噪』（アメイセンソウ）
って言うんですけれども、どういう意味かというと
うるさいですね。蝉とか蛙とか
ですから意味のない議論というような意味合いで
この四字熟語を使うんですけれども、
一般的にはそんな意味ですが、禅語になりますと
こういう禅語になるんです。
　　　
『蛙鳴蝉噪是仏声』（アメイセンソウコレブッセイ）
っていうね念語がありまして、そんな噪き
一生懸命鳴いている蛙の声、
そしてうるさい蝉の声も是、仏の声なりと
こういう禅語がありましてね。
これ、どういう意味かと言いますと、
さっきの梅雨と一緒なんです。
　　　
我々からすると煩わしく感じるかもしれないけれど、
今、蛙の鳴き声うちのもいっぱい鳴いて
オタマジャクシもいっぱい居ます。
今日も朝子供たちが、
「和尚さん、オタマジャクシ捕っていい？」って
捕りに来てましたけれども、
おぅ、捕ってけ捕ってね
ちゃんと大事に育てなならんぞって言いましたが
　　　
夕方になりますと最近雨がザーッとね
通り雨がゲリラ、通り雨というかゲリラ豪雨ですけれども
そうすると、ちょっと降る前ぐらいから
ケロケロ・・・泣き始める
そうすると風がスーッと吹いて雨がザーッと降るんですよ。
　　　
暑い中にサーッと涼風がこうやって吹いてくると
何とも言えないこの情緒を感じるわけでありますね。
あぁ、蛙の声、我々の都合で聞きゃうるさいと思うが
自然の中の在るがままの風景としては
なんと心を一松の涼しさを貰えるもんなんだろうか
いかんいかん、自分の都合ばかりに偏っちゃいかんなぁ
改めてそういう瞬間に思わせてもらう訳でありますね。
　　　
さぁ、なんでこんな話をするかというと
月1回のこのお参りも何度も言いますが
そういった自分の心を改めて
さぁ視点を変えて今、目の前の現実を
どう生きて行こうか、そういう考え直す間というものを
頂いていると思ってください。
　　　
なぜならば我々人間とは間の人と書きますね。
仏教語でこれを人間（ジンカン）と言うんです。
もともと仏教語ですからね。
人間っていうのは人間（ジンカン）常にいろんな間にいる。
ということもあるけれども、
間というものを大切にしなければいけない
我々のこの命なんです。
　　　
もっと言うと、間が抜けると間抜けな人ですね。
でもそんな間が抜けて間が違うという事に気付ける人は
間違いに気付ける人なんです。
でも間違いに気付ける人は違いが分かりますから
間に合う人なんです。
　　　
常に心ひとつでどこからも再出発出来るのが
我々の心という生き方ですから
ぜひ、毎月のお参りここで再出発するんだ
そういう気持ちで家族動物と共に
供養を続けて頂ければみなさんの拠り所になっていくんではないか
そういうふうに感じて今日このお話をさせて頂きました。
　　　
これから暑くなっていきます。
ぜひ体調管理、こちら十分に気を付けて頂きまして
また8月みなさまの元気なお顔を見させていただける事を
楽しみにして、今日の法要をを終わりたいと思います。
　　　
今日は、みなさん本当にありがとうございました。
　　
《　お客様の声　》
　　
　金沢市I様

　　
私も娘も満足しております。
悲しみに暮れている私達に丁寧に色々な事を
教えて下さいました。後悔や心残りを抱えていた
私達の気持ちが少し軽くなったお話をして頂い
た事が印象的でした。担当して下さったK様
に、心からお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
　　
　　
　福井市Ｔ様
　　

とてもていねいで分かりやすく感謝しています
ありがとうございました
　　　
　　　
　さいたま県K様
　　　

　　
今回、色々ご配慮頂き
ありごとうございました。
　　　　
　　　
　　　
《次回の法要の日程をお確かめください》
　　　
　　　
当社は北陸地域の金沢市、小松市、福井市、鯖江市の計８ケ所に店舗があり　石川は加賀・福井は敦賀と全域で、
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