連休最終日、お足元の悪い中、
たくさんの方々が御参列されました。
コロナ対策と致しまして
・出入口の常時開放
・消毒液設置
納骨堂外でのお焼香台設置を徹底させていただき
皆様に安心してお参り頂けるように致しました。
来月のお祥月も皆様のお越しをお待ちしております。
Youtubeにて祥月の様子を動画にて掲載しておりますのでご覧ください。
⇓ こんな法話をいただきました ⇓
みなさん改めましてこんにちは
本日はゴールデンウイークの最終日
ということでございまして
足元の悪い中ではございますけれども、
多くの方がこのように
ご丁寧なご法要をご参列していただきましたこと
心より感謝申し上げます。
ありがとうございます。
さて、みなさんゴールデンウイークどのような
お過ごし方をされたんでありましょうか。
まぁ毎年ですねお寺はちょうどゴールデンウイークになりますと
私も、私事ですが子供がおりますけれども、
子供には申し訳ないんですが、
どうしてもね、みなさん里に帰ってくる方が多いので
法要がどうしても こう埋まっていきまして
私からすると仕事がね立て続けに入るウィークなんですけれど
一週間なんですけれども、その中でお寺では
うちのお寺の職員さんたちが一生懸命
何かイベントを行いましてね
大勢の方が遊びに来て下さいました。
今日最終日朝、早朝座禅という事で
お茶室があるんですけど
そこで5人だけの定員でこの座禅のご指導と
お抹茶を飲んでね心を休める
そういうひと時をイベントとして行いました。
参加して下さった方と雨の降る中で
ゆっくりこう座禅を組んで座っておりました。
雨が降ってこの雨の音を聞くわけですね。
そしてこの新緑が眩い季節でございますから
目の前の紅葉が青々とこう目の中に飛び込んでくる
でも、雨が降っているにもかかわらず
一色懸命鳥が鳴いているんですね。
改めてずーっとこの一週間、
まぁ法要であったり、または観光の方でバタバタしていたところが
ふーっと落ち着いていく瞬間でありました。
そうしますと、あぁこんなに青々しく紅葉が茂っていたんだな
いろんな心に捕らわれている自分というものに
自分というものに改めて気付くという瞬間でございまして
とてもこう落ち着きながら今日お経をあげさせていただきますと
みなさんのそのね家族動物たちのお名前が
どういう想いでこの名前つけてるのかな？
どういう気持ちでこの名前を呼んでたのかな？
そういうふうに思うわけであります。
そういう中で今日みなさんここでお参りするときにね
手を合わせられますけれども、
どうです？お名前読んでます？
なになにちゃん自分の家族動物のね心の中で
それを読めばちゃーんとそういった言葉というものは
届いていくものです。
どういうことかと言うと、
我々の心というものは社会がありません。
どういうことかわかりますか？
みなさんどうしても私たちって自分の心というものが
自分だけのものと思っているんですね。
そうじゃない。
実はこの心に境を作っているのも自分自身です。
例えば、他人と私とかねでも実は我々のこの心というのは
どこまでも広がっていくことが出来るということを覚えておいてほしい
今日ここで手を合わせてこの想いを届けるということが
どれだけ大事なのかを皆さんちょっとこれだけは気付いて欲しい。
ゴールデンウイーク中、私5月5日こどもの日は
私、金沢におったんです。
私の父親が金沢のお寺で兼務しているお寺が寶勝寺（ほうしょうじ）って
お寺があるんですど、そこへ加担で行っております。
すると、みなさんアラームが鳴りましたね。
緊急のアラームが始まりまして地震が珠洲の方で
おひとり亡くなられてしまいましたけれども
そういう時に、カタカタカタカタとしましたけれど
その時みなさんどう思いました？
みなさん慌てましたよね。
そして金沢の誰かお住まい縁のある人、ですぐ電話した方
手をあげて下さい。
この中におらんですね。
心配するでしょ？それは離れてても大丈夫かな
その瞬間心というのは飛んでいくわけです。
つまり範囲というものがもう無限に届いている。
東日本大震災の時もそうです。
津波のあの映像を見て皆さんどう思います？
苦しんですが共に知らない人かもしれない大丈夫かなと
思うでしょ？
これが我々の心なんです。
その心に境をつくるのも自分自身だし、
他人や家族の動物、人間というものに区切りをつけるのも
自分そうじゃないと。
ひとつの命、ひとつの心と想うて
手を合わせられる今日ここで実は自分の心のその
お忙しさに鎌かけていた目に見えないものへ
もう一度手を向けて今日の生き方というものを見つめ直す
そういう瞬間を実は家族動物たちに今、もらっているんですね。
そういった中でぜひ、
さぁ、今日の私どう生きていこうか改めて心の境をとって
家族動物たちと共に心の中でいきていく
そういった供養というものもぜひ、
大事にしていただきたいなと思うんです。。
最後に私のお経ももちろん、
皆さんこうやって聞いて下さって有難いけれども、
1番は家に居ようがここに来ようが
手を合わせて心でその子の名前を呼べばそれが一番の供養だということを
忘れないで欲しいというお話です。
さぁ、今日は雨でございましたが
6月またみなさんと新緑の眩い中で
御供養、心をひとつに出来ることをどうぞ願っております。
今日は本当にありがとうございました。
《次回の法要の日程をお確かめください》
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