多くの方々がご参列されました。

　　
１１月に入っても暖かい日が続いており
お天気に恵まれたお祥月でした。

　　　　　　
また、焼香場所を２か所設けさせていただき、
　
　　
皆様がお参りしやすいように致しました。

　　　　
来月のお祥月も皆様のお越しをお待ちしております。

　　　　　　　　　
Youtubeにて祥月の様子を動画にて掲載しておりますのでご覧ください。
　　　
⇓　こんな法話をいただきました　⇓
　　　
みなさん改めましてこんにちは
今日もみなさんお元気にね、
ご参拝下さいましたでしょうか
　　
本当この3連休の一番最終日になりまして
好天に恵まれましたけれども
まぁその中でもね、みなさんこうやって
御供養にお努めいただきました事
心より感謝申し上げます。
ありがとうございます。
　　
先月、私１円天気っていう話しましたか？
してないですかね？
聞いてないよね？聞いてませんね。
はい、あの良かったです。
どこでこの話したかもう忘れてしまったです。
　　
ちょうど10月にですね、
とてもいい天気の日がありまして
朝、NHK見ておりましたら、
アナウンサーの方がですね
今日の様な天気を一円天気って言うんだと、
こう言ったんですね。
　　
1円？と思ったわけで、
知っている方おられますか？
分かる方？
1円って、10円、100円、1000円のあの1円です。
これ分かる方おられますか？1円天気。
謎解きですね。わかります？
1円これだと思う人、上げにいくいですよね。
　　
1円っていうのが1番下ですね。
だから崩れないわけですね。
ですから崩れない天気という事でそういうのを
1円天気と言うそうでございます。
調べたらありましたね。
　　　
ちゃんと　こういう天気の呼び方があるんだなと
思いましたがまさしく今日はね
この3日間そうですけれど
本当１円天気そういう秋晴れの中での
御供養ということで、とても私的にも嬉しいね
一日(いちじつ）の中でお参りが出来たなと
思っております。
　　　
まぁ、そんな11月に入りまして残すところですね
もう今年も1ヵ月とまぁ2か月近くに
なってしまったわけでありますが
11月はもう、うちも色んなイベントづくしでございまして
慌ただしい月でございます。
　　　
まずは日本一早い門松という事で
いつも第4木曜日に門松を出すんですけれど、
今年はちょっと私がですね1週間長期の出張がありまして
もう1週間さらに早めまして
11月16日にですね今年最初の門松を出そうと思って
ネタバレになるんで内緒にしといて欲しい。
　　　
まぁ、和尚さんそんなに早く出してどうするんだ？
と思いますが
まぁ、しかしそういう準備をしていきますと
あぁそうだ、自分も今年１年を振り返る
きっかけになるわけでありますね。
　　　
さぁ、みなさん今年1年振り返ってみて
どういう事があったでしょうか。
いい1年だったなぁと思う人手を上げて
いい1年だったなぁと思って・・・1年・・・
　　　
おぉ素晴らしいですね。
もうほとんどの方が最悪な1年だったです
まぁ、本当にねそう言いたいところでありますけど
やっぱり色々ね日々大変な事が多いわけであります。
　　　
そんな大変なやはり経験と言うものが実は
でも人間の魅力なんではないかなと
この11月の色を変えていく楓（かえで）紅葉（もみじ）葉を
見ておりますと思うわけでありますね。
　　　
禅宗にはこの紅葉にちなんだ歌がたくさんあるわけでございますが
こういう歌があります。
楓葉（ふうよう）楓の葉と書いてね
　　
楓葉経霜紅(ふうようしもをへてくれないなり)
　　
だったり、霜すぎて楓林（ふうりん）
楓(かえで)の林さらにあかし
または、霜葉(そうよう)って分かりますか?
みなさん、霜の葉って書くんですね。
霜の葉つまりは落葉樹。
真っ赤に黄色になっていく葉っぱたちでございますが
　　　
霜葉は2月の花よりも紅なり
　　　
まぁ、こういう歌もあります。
春に咲く真っ赤な花よりも、
この月に真っ赤に染まる
楓の方が更に味わい深い赤なんだ
まぁ、こういう歌なんですね。
　　　
これは何を示しているかと言いますと
霜って言いますと、我々にとってやっぱり
苦労ですね。
いろんな思い、我々担っていくわけでありますけれど
　　
今、家族動物のこの死もね、
出来ることならば愛しき家族動物たちが
いつもいつも自分のそばに居てくれたら
いいんだけれども、
いつか必ず私も、そして家族動物たちも
お迎えが来るわけであります。
　　　
それは分かっているんだけれども、
でもそういった中でその日を迎え
今日ここにみなさん心を供えに
来ているわけでありますが
それが我々の事実であります。
　　
逃れることはできません。
でも、そういった移り変わりゆく
いろんな霜のように心に来る苦しさ
厳しさというものを得てこそ、
人というものの心は深みを
増していくんだとこういう言葉なんですね。
　　　
今日ここにおられる
みなさんも、本当は免れたい逃れたい
そういう現実を受け入れて今日ここに来られています。
でも、受け入れるっていうのは決していいですが、
受け入れられられない自分を
また受け入れて生きていくのも
受け入れるということですね。
　　　
ただただ何でも何でも受け入れることが
大切ではありません。
逃げること、逃れること、
または受け入れられないと諦めることも
実は禅ではとても大事な考え方でございます。

さぁ、言うならば等身大の今日というものを
一生懸命生きていけばいいだけなんです。
苦しい時は苦しみに尽きればいいし、
悲しい時は泣けばいいんですよ。
　　
さぁ、みなさん我慢我慢ではなく、
今日の自分を精一杯生きる
それが実は家族動物たちが
私たちに教えてくれていたものであり
　　　
更に、紅葉(もみじ)葉のように
真っ赤に燃える我々の心が更に味わい深いものになる
そういうヒントをすでに触れていたのかもしれません。
是非、そういう想いもね大事にしていただきまして
今年1年、あと12月のね御供養残っておりますけれども、
悔い無き良き1年をまた過ごしていただきたいな
思うわけでございます。
　　　
今日は本当にみなさん、お忙しい中であったと思いますが
お参りいただき本当にありがとうございました。
また来月、お会いしたいと思います。
よろしくお願いいたします。
　　　
《次回の法要の日程をお確かめください》
　　　　　
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