天候が悪く曇り空でしたが、
小松ペット霊園の今年最後の供養にたくさんのご参拝者様がお参りに来られました。
祥月月忌法要における新型コロナウイルス対策と致しまして、
・受付前に消毒液設置
・入り口前にお焼香台設置
・受付時に非接触検温
・納骨堂内の出入り口の常時開放
また、スタッフのフェイスシールド装着を徹底することにより、皆様に安心してお参り頂けるように致しました。
YouTubeにて、法話の様子も公開しておりますのでご覧ください。
⇓ こんな法話をいただきました ⇓
12月という師走に入りまして、皆さまと今年最後の供養をさせて頂きました。
お寺の方も年末年始慌ただしくなってきます。
12月は特に、お釈迦様にちなんだ仏事がございまして、ご存知ですか?
仏教徒にとって大切な日で、12月8日です。
12月に大切な日はあります?と聞くと、
みなさん「 クリスマス! 」ってすぐ出てくるんですけど、
クリスマスはキリスト教ですけど、
仏教でも12月8日に大切な日がございます。
12月8日は『 お釈迦様が悟りを拓いた日 』でございます。
成道会(じょうどうえ)というのが各お寺さんで営まれています。
お釈迦様が悟った教えが沢山あるんですが、
その中の一つを紹介していきたいと思います。
分かりづらいので、今流行っているものに肖ってご紹介しましょう。
今流行っていて人気のあるものってわかりますかね?
先月は本屋さんで行列が出来た、《 鬼滅の刃 》知ってますか?
アニメ・漫画・映画などで見ました等、ニュースなどでも騒がれていて、
インターネット調査だと国民の8割が知っているとのことでした。
大変大ヒットアニメになっています。
さて、《 鬼滅の刃 》映画を私も見に行ってきました。
映画は鬼と戦います。
映画の最後の方で、ものすごいさらに強い鬼とこれもさらに強い鬼狩りの剣士が対決勝負に出ます。
鬼の名前『 猗窩座(あかざ) 』
鬼狩りの剣士の名前『 煉獄杏寿郎(れんごくきょうじろう) 』
その2人の戦いシーンになるんですが、
そこで非常に興味深い名言を煉獄杏寿郎が猗窩座に言い放ちます。
大体の方がそのシーンで目頭が熱くなるという流れになります。
煉獄杏寿郎と猗窩座の対決シーンでございますが、
猗窩座は煉獄杏寿郎の事を「 お前は強い 」と認めたんです。
「 お前は強いけどそれまでだ。人間だからだ。老いるからだ。死ぬからだ 」
「 お前も人間なんてやめて鬼にならないか?鬼になれば怪我もすぐに治り寿命も長い 」
猗窩座は鬼に誘います。
いくら人間が強くても、老いていって、避ける事が出来ない死があるからです。
鬼になるとずっと鍛錬ができ、強くなれる。
至高の領域にたどり着くことができるから、一緒に強くなろうと誘いますが、
煉獄杏寿郎は断ります。
「 君と俺とでは価値基準が違う。俺は如何なる理由があろうとも鬼にはならない 」
そして、戦いが動いていく中で、猗窩座に言い放った名言が、こちらです。
「 老いることも死ぬことも人間という儚(はかな)い生き物の美しさだ。
老いるからこそ死ぬからこそ、たまらなく愛おしく尊いのだ 」
これは仏教にも通ずる非常に素晴らしい名言なので紹介しました。
お釈迦様は《 老いと死 》について一番悩みました。
だから出家をして、6年間修業をしたんです。
どこからこの苦しみは来るのだと悩みこみ、悟ったのです。
35歳の12月8日に悟りを拓かれて、仏教という教えを説き放ったんですね。
改めて《 老いと死 》について仏教の教えで話しますと、
『 この世は無常だから 』
無常 とは“ 常非ざるもの ”といって、常に変化しているんですね。
それは我々命もそうです。
昨日のみなさんと今日のみなさんは違いますよね、明日も違います。
無常という人生を歩む訳ですが、生きている限り 老いと死 について考えてしまいます。
ただ生きているからこそ、例えば花を見て「 美しいな 」と感動すると思います。
先月の紅葉シーズンで言いますと、枝が落ち葉が色づいてるのを見ますと、
「 美しいな 」と感じられると思うのですが、
これは《 生と滅 》があるからです。
芽が出て、花が開いて、散って、滅していく と繰り返しているからこそ、
私たちは感動するんですね。
それが、聞いたことあるかと思いますが『 諸行無常 』と言います。
“ 世のあらゆるものは、日々変化し続けるもの ”
花がずっと咲いているかといえばそうではありません。
特に日本は四季がございますから、より感じられる所に居ます。
私たち人間で例えますと、
生きて生を与えられますと、死に向かっていきます。
生は偶然であり、死は必然である。
一回限りの人生は尊いものです。愛おしいものです。
煉獄杏寿郎の名言とお釈迦様が悩んで悟った『 諸行無常 』が、
通ずる名言だったのではないかと思います。
私も映画を見に行ったのですが、小さいお子さんには中々わからないにしても、
逆に大人の方が一度見て、二度三度見る方もおられるようです。
今日はお釈迦様が《 老いと死 》について悩んで出家して悟った事を、
人気アニメ《 鬼滅の刃 》煉獄杏寿郎の名言で例えてお話しさせて頂きました。
さて、今年はコロナ禍の中での祥月月忌法要でございました。
春先は、皆さんご存知の通り、無参拝で供養をしたりと、
こうして無参拝にならずに供養が出来たことは有り難いことだと思っております。
また、来年は1月10日にこちらで初祈願という形で、
皆様の愛おしく大事な子たちに手を合わせていきたいと思っております。
今年一年どうもありがとうございました。
《次回の法要の日程をお確かめください》
当社は北陸地域の金沢市、小松市、福井市、鯖江市の計8ケ所に店舗があり 石川は加賀・福井は敦賀と全域で、
ペット犬、猫、及び他動物の葬儀、火葬、納骨、動物霊園運営を行っております
葬儀式場(セレモニー)や火葬場、動物霊園の事前見学やご相談など致しておりますので、ご気軽にご相談ください
ペット愛葬社
石川県金沢市古府西1-1 西部緑地動物霊苑 076-267-7788
石川県金沢市寺町5-6-10 金沢寺町動物霊苑 076-241-1055
石川県小松市長崎町4-118 小松ペット霊園 0761-24-1059
石川県金沢市高坂町ホ-13-1 セレモニープラザ森本(火葬場) 076-257-6732
福井県福井市堂島町110番地 福井動物霊苑 0776-54-5073
福井県福井市田ノ谷町21-4 大安寺動物霊苑 0776-59-1760
福井県鯖江市新横江1-816サンドーム北動物霊苑 0778-54-0005
福井県あわら市権世 セレモニープラザ(火葬場) 0776-74-1182
インフォメーション
12月13日 小松ペット霊園にて祥月月忌法要が行われました
24時間・葬儀火葬受付
ペット火葬・葬儀の依頼はこちら
石川県0120-22-1059
福井県0120-55-1059